[青森]青森県ふるさとづくりプラットフォーム機構 サンショウウオが棲む森の大切な命たちを見つけよう!守ろう!
活動記録映像発表会 専門家によるレッドデータ水棲生物のお話
■プログラム実施日
平成24年10月20日 13時30分?15時30分
■プログラム概要
今回は、不安定な天候のことを考慮し、インドア(廃校王余魚沢小学校内)での実施とした。今期のプログラムの総括的なプログラムとして、過 去4回のプログラムを写真映像で示しながら、事業のテーマとその取り組 みについて、解説した。サンショウウオの来会の発見から、両生類の棲息 についての解説会や、サンショウウオが棲む森を楽しむための森歩き、森 のコンサート、森の生き物発見お話し会など、参加者のアンケート回答を 交えながら、事務局の小山内が解説した。また、森の植生を調査し、サン ショウウオが棲む森の植物のお話し会を担当していただいた千葉多兵衛さ ん(森林インストラクター)に、森で秋に咲く野草の話をしていただい た。最期に、ニホンミツバチの蜂蜜収穫作業を見てもらい、参加者にテイ スティングをしてもらった。
■写真
■実施結果
参加者数 18名(途中参加者や途中退場者を含む)
アンケート回答数 9
満足度指数 88.7%
■参加者感想
・この地を甦らせようとしている構想に感心した
・自然の豊かさとそれを守っているスタッフの皆さんに感心した
・かれいざわ地域は野生植物の宝庫だと知った
・ハチミツ採取を見て、味わえて楽しかった
■プログラムを実施して苦労した点
秋期のプログラム展開は、イベントが多発する時期だけに参加者の呼びかけに苦労する。文化祭やスポーツ大会など学校関係の行事とも重な り、小中学生向けのプログラム展開も、魅力的な内容であっても物理的に 参加できないという状況となった。今後、PR 活動は圏域内できめの細か い展開の必要性を感じた。
■プログラムを実施して良かった点
今回のプログラムには、熟年層が多く参加した。解説に関する質問や、今後のプログラム展開に対する要望、また参加者同士が等が出て、主 催者として、予想外のコミュニケーションが出来た。また、前々回と同様 の蜂蜜採取を実演したが、途中から参加したファミリーは大喜びで蜂蜜を 味わってくれた。
■特に寄付が活きたなーと感じた点
イベントを立ち上げる場合、主催者と参加者が双方向的に関わるのが楽しい。主催者が招聘したゲストの話を一方的に聞くよりも、参加者が実 体験しながらイベントの趣意を肌で感じることで、参加者は参加したこと の満足感を覚える。今回、森を体験するという趣意のもと、森を歩く、森 の生物に触れる、森の恵みを味わうという体験を実施するために、森整備 の有償ボランティアやアルバイト、それに伴う小道具類の数々を、寄付に よって調達できたことは、活動の次へのステップにつながっていくものと 思う。