[青森]青森県ふるさとづくりプラットフォーム機構 サンショウウオが棲む森の大切な命たちを見つけよう!守ろう!
子どもたちへの森の生物お話し会
■プログラム実施日
2012年9月15日(土) 10:00-13:30
■プログラム概要
この日のプログラムは、損保ジャパン青森支店長の挨拶に引き続き、地元の音楽家によるフルート演奏からスタートしました。クラシックからポップ スまで、馴染みの曲が風と共に森の中へ流れていきました。森林の研究家でナ チュラリストの樹木と人との関わりによる森の生態系の話しを30分。続 いて、ニホンミツバチの巣箱からハチミツを取り出し、参加者にそのまま 味わってもらいました。最後に森林インストラクターによる植物の説明をしなが らの森のガイドを30分で、午前の部を終了しました。昼食時に、地元でとれ たイワナの塩焼きと、イワナの炊き込みご飯を参加者に試食してもらいました。 午後は、希望者のみ、森の深くに生育する珍しいラン科の植物を観察に向 い、40分ほどで帰還。すべてのプログラムを終了しました。
■写真
【ちょっと一息、参加者のみなさん】 【ナチュラリストが樹木と森の話し】
【森林インストラクターの解説】 【森林インストラクターが森をガイド】
■実施結果
参加者数 38名(途中参加者や途中退場者を含む)
アンケート回答数 22
満足度指数 91%
■参加者感想
・植物の名前をひとつ知るだけでも豊かになる。大変贅沢な時間を過ご すことができた。(50 代男)
・ハチミツ採取の実演(味も良かった)(50 代男)
・森の話、森のガイドが素晴らしい、この認識の輪が広がれば地球温暖化防止になる(50 代女)
・森の散策で植物の名前を知れて面白かった(20 代女)
・素晴らしい環境、音楽、学習体験と森沢山。飲み物や食事などの気遣いで大満足。(50 代男)
■主催団体の苦労
スタッフがハチミツの採取をすることに、細心の注意を払いました。スズメバチが飛び交う中、殺虫スプレーを駆使しながら、参加者に採れたてのハ チミツを提供することができました。
■良かった点
サンショウウオの幼生を見せることができたこと、ハチミツを無事採取し参加者に提供できたこと、森の中の稀少植物を見せることができたこ と、地元特産のイワナの塩焼きや炊き込みご飯を試食してもらったことです。
■寄付の活かされ方
臨時駐車場として借用した休耕田の草刈りを、リタイア年代の男性達が有償ボランティアで引き受けてくれました。音楽演奏や森のガイドなどへの謝金を支払うことができました。