[大阪]鵜殿ヨシ原研究所 世界無形文化遺産・雅楽のヨシ原、鵜殿を育てよう
「ヨシ刈り、ヨシ集め」で鵜殿のヨシ原を育てよう。
■実施日
2013年1月20日(日) 10:00-15:00
■申込締切日
2013年1月13日(日)
定員:80名
※1月13日以降、イベント直前のお申込みは、大阪ボランティア協会、電話:06-6465-8391(担当:影浦)まで、お問い合せください。
■活動内容
世界無形文化遺産「雅楽」を支える鵜殿のヨシ原を育てよう~その3
冬に草を刈って運び出すことで、春にはノウルシ、トネハナヤスリなど多くの絶滅危ぐ植物が育ち一面に広がります。雅楽の楽器、ひちりきに最適のヨシも育ちます。
【ヨシを集め束ねる】 | 【ヨシのピラミッド】 | 【絶滅危ぐ種ノウルシ】 |
■プログラムの時間・内容
冬のヨシ原は陽射しが暖かく、枯れたヨシやオギの収穫の季節です。
大空にはハヤブサなどの猛禽類などの野鳥たち、ヨシ原にはキツネやイタチが見られることもありますよ。
ヨシを刈り取り集めて使うことは人の生活を支えてきました。例えばスダレ、茅葺屋根。
冬に草を刈って運び出すことで、春にはノウルシ、トネハナヤスリなど多くの絶滅危ぐ植物が育ち一面に広がります。雅楽の楽器、ひちりきに最適のヨシも育ちます。
刈り取られたヨシは、ヨシ紙やお箸、バイオ燃料実験にと有効活用されます。
10:00 集合-淀川河川事務所山崎出張所前
10:00 開会、あいさつ、スケジュールや注意事項の説明。
講師は鵜殿を調査保全して35年の研究者(鵜殿ヨシ原研究所長、小山弘道)です。
午前は、
鵜殿のヨシは4~5mにも大きくなりますので、事前に草刈り機で刈り倒しておきます。
倒れた草の中からヨシをぴっぱり出します。ヨシは茶色の穂が目印、分かりやすいので初めての方もお子さんも集めるのが楽しくなるそうです。集めたヨシは、わら縄で束ねます。
12:00 昼食、休憩。鵜殿のヨシ原は淀川沿い、ぐるりっと360度に広がる大空が素晴らしい。
のんびりとぼーっとするのも気持ち良い、静かな鵜殿のヨシ原ならではゆっくりと時間がたちます。
午後は、
広い鵜殿には、たくさんのヨシがあります。ヨシの束をいっぱい作って、ヨシのピラミッドを建てましょう。イタチやキツネやタヌキはどこにいるかな?生き物の気配を探すのも楽しいです。
「お話 鵜殿やヨシのこれから」鵜殿は世界無形文化遺産、雅楽を支えています。楽器、ひちりきに最適とされる鵜殿のヨシや、バイオ燃料化の実験について、お話します。
14:30 まとめ、閉会。
15:00 淀川河川事務所山崎出張所前で解散
■開催場所:高槻市 鵜殿のヨシ原(淀川河川敷)
■当日ご持参頂きたいもの
軍手、マスク、弁当、飲み物、雨具、筆記具。靴は歩きやすい底が厚めが良い(湿地でありません)、服装は重ね着で調節できる物が良いです。体を動かしている時は暖かいですから。
■対象者:小学生から一般、小学生は保護者同伴でお願いします。
■雨天時のプログラムについて
・実施時間を変更します、10時~12時の実施、集合場所は同じです。
1.小雨なら、鵜殿ヨシ原の観察と室内講座(お話と映像)、
2.雨なら、室内講座(お話・映像)
・持ち物は、雨具、飲み物、筆記具。
■実施団体:鵜殿ヨシ原研究所
協働団体:大阪ボランティア協会、日本NPOセンター
協賛:損保ジャパン
■問い合わせ先 :
・内容等については、鵜殿ヨシ原研究所、電話:090-3991-1646、メール:udono@ares.eonet.ne.jp 担当:谷岡。
・申込み&当日の連絡は、大阪ボランティア協会、電話:06-6465-8391、担当:影浦。
■参加者へのメッセージ
ヨシはイネ科の植物、稲、つまりお米の仲間です。お米と同じように、刈り取り集めて運び出すと、春には一面に美しい元気な新芽が育ちます。ヨシがたくさん育つと多くの生き物が暮らせます。今年の1月に刈ったヨシで作った、ヨシ紙を見てさわって使ってみられませんか。