[大阪]鵜殿ヨシ原研究所 世界無形文化遺産・雅楽のヨシ原、鵜殿を育てよう
雅楽(ががく)を支える「鵜殿(うどの)のヨシ原」を育てよう
■実施日
2012年10月14日(日) 10:00-15:00
■申込締切日
2012年10月9日(火)
定員:30名
※10月9日以降、イベント直前のお申込みは、大阪ボランティア協会、電話:06-6465-8391(担当:影浦)まで、お問い合せください。
■活動内容
世界無形文化遺産「雅楽」を支える鵜殿のヨシ原を育てよう~その①
【淀川、高槻市に広がる「鵜殿ヨシ原」。その広さは、甲子園球場の18倍。多様な生物が息づく自然の宝箱です】 |
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【ヨシ。5メートルに育ちます】 | 【鵜殿のヨシが雅楽(ひちりき)に】 | 【ハヤブサも飛んでいます】 |
■プログラムの時間・内容
・「ヨシ原」は里山と同じように人が利用し守ってきた、人と関わりの深い自然です。
・淀川・高槻市に広がる「鵜殿のヨシ原」では、キツネやタヌキが見られハヤブサがエサを捕ります。 また、鵜殿のヨシ(葦)は楽器「ひちりき(篳篥)」の最高の材料として世界無形文化遺産「雅楽」を支えています。
・ヨシは水質浄化に大いに役立つ植物です。淀川からポンプでくみ上げた水路は小川のような美しさです。鵜鵜殿のヨシ原を育ててみませんか。まずは観察、探検してヨシ原に親しみましょう。
10:00 集合-淀川河川事務所山崎出張所前
10:00 開会、あいさつ、スケジュールや注意事項の説明。
講師は鵜殿を調査保全し35年の研究者(鵜殿ヨシ原研究所長、小山弘道)です。
10:15 ヨシ原を観察しましょう「鳥の目」で。
関西最大級、甲子園球場18倍の大きさのヨシ原、堤防を歩いて見渡しましょう。オオタカの鉄塔やツバメがねぐらにするヨシ群落、カヤネズミが巣を作るオギ群落、植物の色をヒントに観察します。堤防からヨシ原におりて歩き淀川が見える場所へ歩きます。
12:00 昼食
13:00 ヨシ原を探検しましょう「ネズミの目」で。
希少な淀川の原風景が見られる美しいヨシの群落、4~5mに高く育ったヨシの中を歩くと迷路のようです。どのようにヨシ原を育てているかお話します。
14:30 世界無形文化遺産「雅楽」の楽器、「ひちりき」のヨシを調べましょう
ヨシの大きさや太さを測ってみます。ひちりきに適したのはどんなヨシ? 楽器を見てさわって音を聞いてみましょう。
15:00 まとめ、閉会。淀川河川事務所山崎出張所前で解散
■開催場所:高槻市 鵜殿のヨシ原(淀川河川敷)
(集合場所:淀川河川事務所山崎出張所前、最寄り駅の阪急電鉄の上牧駅から徒歩15分、駅前にコインパーキング有)
■当日ご持参頂きたいもの
弁当、飲み物、雨具、筆記具。
■対象者:小学生から一般、小学生は保護者同伴でお願いします。
■雨天時のプログラムについて
・実施時間を変更します、10時~12時の実施、集合場所は同じです。
1.小雨なら、鵜殿ヨシ原の観察と室内講座(お話と映像)、
2.雨なら、室内講座(お話・映像)
・持ち物は、雨具、飲み物、筆記具。
■実施団体:鵜殿ヨシ原研究所
■協働団体:大阪ボランティア協会、日本NPOセンター
■協賛:損保ジャパン
■問い合わせ先 :
・内容等については、鵜殿ヨシ原研究所、電話:090-3991-1646、メール:udono@ares.eonet.ne.jp 担当:谷岡。
・申込み&当日の連絡は、大阪ボランティア協会、電話:06-6465-8391、担当:影浦。
■参加者へのメッセージ
・広いヨシ原に大きな空、多くの生きもの、豊かな水辺の自然の中でのんびりしませんか。
・自然の音があふれています。水のせせらぎ、ヨシの葉ずれの音、虫の鳴き声、静けさ。
・葦を使うことが自然を守ります。ヨシ紙やお箸が作られ環境保全や二酸化炭素の削減に役立っています。使わないのはモッタイナイ。