[大阪]鵜殿ヨシ原研究所 世界無形文化遺産・雅楽のヨシ原、鵜殿を育てよう

秋、鵜殿のヨシ原は金・銀・銅の輝き!? ~ヨシ、オギ、セイタカヨシと生き物の暮らしを知ろう

■実施日

2012年11月18日(日) 10:00-15:00

■申込締切日

2012年11月13日(火)
定員:30名

※11月13日以降、イベント直前のお申込みは、大阪ボランティア協会、電話:06-6465-8391(担当:影浦)まで、お問い合せください。

■活動内容

世界無形文化遺産「雅楽」を支える鵜殿のヨシ原を育てよう~その2

 

【ヨシは茶色の穂】 【オギは白色の穂】 【カヤネズミの巣は何でできているかな?】

 

 

■プログラムの時間・内容

鵜殿のヨシ原は約78ヘクタール、甲子園球場のおよそ18倍です。

大都市を流れる淀川でこれほど広大な、生き物が豊かなヨシ原が残ったのは奇跡的。

ヨシ(アシ)の他に、オギ、セイタカヨシが広がっています。

どれもイネの仲間の植物です。違うのは穂の色、ヨシは茶色、オギは白色、セイタカヨシは淡い紫色。太陽の光を浴びて風を受けてキラキラ輝いて、とてもキレイ!です。

見分け方や生える場所の違いを知って、もっと自然と遊んでみませんか。

 

10:00  集合-淀川河川事務所山崎出張所前

 

10:00  開会、あいさつ、スケジュールや注意事項の説明。

    講師は鵜殿を調査保全し35年の研究者(鵜殿ヨシ原研究所長、小山弘道)です。

 

10:15   堤防を歩いてヨシ原を見渡しましょう。景色の色の違いでそこにどんな植物が

生えているかが分かります。ヨシ?オギ?セイタカヨシ?穂の色を見てね。

上流から下流へ歩いて植物の種類や面積にどんな変化があるかを観察します。

そして、見上げれば、ぐるりっと広がる青空、どんな野鳥が飛んでいるでしょう?

 

次は、堤防をおりてヨシ原の中を歩きます。今度は、オギが広がっている場所や

ヨシが広がっている場所、両方混ざって生えている場所、つる草がヨシやオギを倒

して場所などを歩きます。それぞれの場所はどんな特徴があるでしょうか?

 

12:00  昼食

 

13:00  生き物の暮らしを探しましょう。オギはススキによく似た植物で、カヤネズミが

好んで巣を作ります。形は丸くて大きさはソフトボールくらい。巣の材料は何で

しょう?どんなふうに作るのでしょうか?

巣の大きさはどれくらい? では、カヤネズミの大きさは?重さは?

カヤネズミが暮らす環境の良い草地は大変少なくなっています。

鵜殿のヨシ原でカヤネズミが暮らせるのは、どうしてでしょうか?

観察しながら答えを探してみませんか。

ちなみにヨシやオギを使うのは動物だけではありません、わたし達、人間も使ってきました。

ヨシズやかやぶき屋根、暮らしの色々なものに役立っていました。

 

14:30  まとめ、閉会。

 

15:00  淀川河川事務所山崎出張所前で解散

 

 

■開催場所:高槻市 鵜殿のヨシ原(淀川河川敷)

(集合場所:淀川河川事務所山崎出張所前、最寄り駅の阪急電鉄の上牧駅から徒歩15分、駅前にコインパーキング有) 

 

 

 

■当日ご持参頂きたいもの    

弁当、飲み物、雨具、筆記具。

 

 

■対象者:小学生から一般、小学生は保護者同伴でお願いします。

 

 

■雨天時のプログラムについて

・実施時間を変更します、10時~12時の実施、集合場所は同じです。

1.小雨なら、鵜殿ヨシ原の観察と室内講座(お話と映像)、

2.雨なら、室内講座(お話・映像)

・持ち物は、雨具、飲み物、筆記具。

 

 

■実施団体:鵜殿ヨシ原研究所

 協働団体:大阪ボランティア協会日本NPOセンター

 協賛:損保ジャパン

 

 

■問い合わせ先 :

・内容等については、鵜殿ヨシ原研究所、電話:090-3991-1646、メール:udono@ares.eonet.ne.jp 担当:谷岡。

・申込み&当日の連絡は、大阪ボランティア協会、電話:06-6465-8391、担当:影浦。

 

 

■参加者へのメッセージ

堤防からは歴史の舞台となった場所、天王山、水無瀬神宮や比叡山、男山・石清水八幡宮など歴史的景観が望めます。また鵜殿の名前は、紀貫之の「土佐日記」(935年)に見られます。自然に歴史に文化に豊かな鵜殿のヨシ原でのんびりしませんか。

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