幌向湿原の植物のタネを目覚めさせよう!笹の刈りとり実験
北海道の湿原面積は700k㎡余りで全国の湿原の86%を占めていますが、大正時代に比べて、現在では40%が残るだけになってしまいました。幌向湿原(ほろむいしつげん)は、消滅した北海道の湿原のなかで「ホロムイ」という地名がつく植物が7種類も残された、珍しい湿原です。
現在、幌向湿原は、日本なかでも大変広い農地に変わり、わたしたちが生きていくうえでなくてはならない食べ物を生み出しています。こうした歴史をもつ土地のフットパスを歩くことで、湿原の再生と私たちの生活について考えるきっかけになればうれしいです。
これから長い時間をかけて、湿原を再生していく活動になります。その第一歩目となるイベントに参加してみませんか?
イベント内容
このイベントのねらい
南幌町が保存している「幌向湿原保護地」は、湿地が乾燥することでササが生えてきています。ササを刈り取ると、地面に光が入って、かつて湿原に生えていた植物のタネが目を覚まします。これから景色がどのように変化していくのか観察を始める、第一歩目となるイベントです。
プログラムとスケジュール
10:00 南幌町物産館「ビューロー」(空知郡南幌町中央1丁目2-22)集合
・アクセスは、中央バス「高速くりやま号」にて、9:15札幌駅前ターミナル、9:20札幌ターミナルに乗車すると、9時59分に「ビューロー」に到着します。
・全体説明
10:20 「ビューロー」出発(マイクロバスを手配します)
10:30 「石狩川下流幌向地区自然再生事業地」に到着
・自然再生の事業説明
(高層湿原の植生再生と、ほろむい七草の説明、湿原の植物「モウセンゴケ」の生態観察など)
・フットパスを歩いて、南幌町有地「幌向湿原保護地」に向かう
(湿原から農業への移り変わりを景観を楽しみながら歩きます。約5km)
12:30 「幌向湿原保護地」にて昼食
(南幌町らしい食をご用意いたします)
13:00 「幌向湿原保護地」でのササ刈り体験と、ツルコケモモの移植を行います。
技術指導:坂元直人さん(株式会社エコテック 環境調査部長、環境カウンセラー)
14:00 作業終了、「ビューロー」に向け出発
14:20 「ビューロー」到着、総括
14:30 解散
募集要項
- イベント名
- 幌向湿原の植物のタネを目覚めさせよう!笹の刈りとり実験
- 開催日
2015年07月20日(月・祝日)
- 開催時間
10:00-14:30
- 申込締切
2015年07月15日(水)
- 定員
- 50名
- 開催場所と集合場所
- 集合場所:南幌町ふるさと物産館ビューロー(空知郡南幌町中央1丁目2-22)
アクセス:中央バス「高速くりやま号」にて、9:15札幌駅前ターミナル、9:20札幌ターミナルに乗車すると、9時59分に「ビューロー」に到着します。
お車の場合は、札幌市街地より約50分。国道12号線経由、国道337号線を千歳方面へ。 - 対象
どなたでもご参加いただけますが、小学生以下の方は必ず保護者同伴でお願い致します。
- 持ち物
〇行動時の携帯食、飲み物、タオル、必要であれば着替え、その他各自が必要とするもの(筆記用具、カメラなど)
※軍手、剪定バサミ、カマなど作業に使用する道具はご用意いたします〇動きやすい服装、運動ぐつ、帽子
※幌向湿原保護地では、乾燥化が進んだ箇所での作業となります。- 参加費
- 500円
- お知らせ・注意事項
・雨天時も開催いたします。万が一、河川増水などの警報が出た場合は、開催の可否について関係者で話し合い、中止の際には、お申込者様へご連絡いたします。
・各自ができる範囲で、熱中症対策をとってください。
お問合せ
- このイベントのお問合せ先
特定非営利活動法人 ふらっと南幌(担当:小原)
メール:taichi.ohara.0608@gmail.com- 共催
- 特定非営利活動法人 ふらっと南幌
特定非営利活動法人 北海道NPOサポートセンター
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター - 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社