急減している里山の生きものを守る活動を通じて、里山の生物多様性を楽しむ。
活動内容
首都圏でも希少な生物多様性が残っていた亀成川の改修工事をきっかけに生きもの救出作戦から始まった活動は、亀成川とその流域の里山生態系を守ろうと、川の再生活動や水路に落ちたカエルの救出作戦、草刈りやごみ拾い、ニホンアカガエル卵塊調査・ホタル調査などに基づく生息環境整備などを実施しています。
2015年度からは、亀成川の支流の古新田川上流部の水辺と雑木林約10haを、印西市や千葉県の許可を得て、谷津の生態系を残すための復元活動を始めました。手入れ不足で雑木林や水辺が暗くなり、希少生物をはじめ生きものの生息・生育環境が劣化している状況を止めようと、専門家の助言を参考に、枝払い、シノダケ刈り、下草刈り、溝堀、外来種駆除など、水辺の生きもの復活作戦を実施しています。
枝払いや下草刈りで水辺に光を入れ、乾燥化した湿地にもともとあった溝を復活することで、生き物の生息・生育環境が改善されていきます。下草を刈った斜面林にはフデリンドウやシュンランが姿を見せ、掘った池にはニホンアカガエルが産卵に来ました。生き物の復活を実感しながら活動を続けています。
これらの活動は、月3回の定例作業(第1・第3日曜日、第4木曜日)に行っていますが、水辺の生きものを脅かすアメリカザリガニなど外来種の駆除にも力を入れています。 また、里山散策会やオシドリなどの水鳥や雑木林の小鳥に猛禽類が見られる探鳥会、川の生きもの観察会など、楽しいイベントも開催しています。
2015年度からは、亀成川の支流の古新田川上流部の水辺と雑木林約10haを、印西市や千葉県の許可を得て、谷津の生態系を残すための復元活動を始めました。手入れ不足で雑木林や水辺が暗くなり、希少生物をはじめ生きものの生息・生育環境が劣化している状況を止めようと、専門家の助言を参考に、枝払い、シノダケ刈り、下草刈り、溝堀、外来種駆除など、水辺の生きもの復活作戦を実施しています。
枝払いや下草刈りで水辺に光を入れ、乾燥化した湿地にもともとあった溝を復活することで、生き物の生息・生育環境が改善されていきます。下草を刈った斜面林にはフデリンドウやシュンランが姿を見せ、掘った池にはニホンアカガエルが産卵に来ました。生き物の復活を実感しながら活動を続けています。
これらの活動は、月3回の定例作業(第1・第3日曜日、第4木曜日)に行っていますが、水辺の生きものを脅かすアメリカザリガニなど外来種の駆除にも力を入れています。 また、里山散策会やオシドリなどの水鳥や雑木林の小鳥に猛禽類が見られる探鳥会、川の生きもの観察会など、楽しいイベントも開催しています。
一言アピール
住みたいまち5年連続一位の印西市。関東圏でも希少な生きものが残っていますが、いまだ開発中で里山の手入れ不足が深刻化している現状では、緑はあっても生きものが急減しています。
豊かな生態系を育む里山の恵みを享受し後世に残すため、汗をかこうよと活動しています。草刈りをすれば、花が咲き、虫が育ち、鳥が集う昔の雑木林に戻る楽しみや、水辺の整備をすれば、ホタルが増える達成感をいっしょに味わいましょう。
活動時期
2016年10月~2017年6月
実施団体プロフィール
亀成川を愛する会
改修工事により失われた川の生態系を土嚢設置などにより再生することから始まった活動は、ゲンジボタルやニホンアカガエル、希少水生生物などの生息する流域の豊かな生態系を守る活動に広がった。当会の活動により残った関東圏でも希少な生き物の生息する古新田川源流部については、印西市と公園美化活動推進協定、千葉県と河川・海岸アダプトプログラム協定を結んで、水生生物保護容器の設置、外来種駆除、樹木の伐採、草刈り、池掘り、みよ掘りなど生き物の生育・生息環境復活作戦を実施している。
〒270-1359
千葉県印西市木刈1-6-4 小山方
Tel. 080-3594-6267
E-mail: kamenarilove@yahoo.co.jp
担当:小山尚子・竹内順子

特定非営利活動法人 ちば市民活動・市民事業サポートクラブ
千葉県を中心に市民自らが地域課題の解決に向けて活動する「市民主体のまちづくり」を進めることを目的に、市民活動団体の運営の支援・相談事業や多様な主体の協働を進めるためのコーディネート事業を行っています。また、市民活動団体についての理解と共感、活動への参加を進めるために、市民活動団体の情報収集と発信を行うとともに、東日本大震災後は、広域避難者支援活動も実施しています。SAVE JAPAN事業は2012年から携わっています。
