虫たちとの出会いを通して、里山を学び、人と自然の共生について考えよう!
活動内容
これまで資源生産の場として維持管理されてきた里山は、人々のライフスタイルの変化によって衰退しつつあり、オオムラサキやクワガタムシなど里山環境に依存してきた多くの昆虫が急激に減少しています。本事業では、里山が多く残された北杜市長坂町で、多くの方に里山環境の魅力を伝えるべく、昆虫を題材とした自然教育を実施します。
また、国蝶オオムラサキを含む希少昆虫の保全に役立てるべく、昨年に引き続き、地域の皆様と協働した昆虫の生息調査を実施します。この調査の結果は、これまで私たちの活動の指針とすべく活用されてきましたが、今年度は、調査の成果物(生物の標本や生体、ポスターなど)を、オオムラサキセンターほか、市内9つの施設に巡回展示する特別展示を予定しています。
良好な里山環境が多く残されている北杜市長坂町で、里山の昆虫について学び、人と生き物の共生について考えてみましょう。
一言アピール
昆虫の観察を通して、里山の魅力を感じましょう!
活動時期
4月~10月:市内図書館での出張展示
6月中旬:里山のチョウ観察会(1回目)※一般参加の部
7月中旬:里山のチョウ観察会(2回目)※小学校と共催
9月上旬:SAVEJAPAN特別展
9月下旬:ミニシンポジウム
対象となる希少生物種
オオムラサキほか、里山の昆虫
実施団体プロフィール
特定非営利活動法人 自然とオオムラサキに親しむ会
国蝶オオムラサキの保護を更に発展させるため、里山環境の保全と環境教育の拡大を目指して、1996年、各自然保護活動家によって設立。現在は北杜市オオムラサキセンター運営の他、オオムラサキの住める森を未来につなげるために雑木林の整備等を行う「里山作り 〜里山再生プロジェクト〜」の中心団体として活動しています。
〒408-0024
山梨県北杜市長坂町富岡2812番地
Tel. 0551-32-6648
E-mail: info@oomurasaki.net
担当:冨樫和孝
山梨県北杜市長坂町富岡2812番地
Tel. 0551-32-6648
E-mail: info@oomurasaki.net
担当:冨樫和孝
公益社団法人 日本環境教育フォーラム
日本環境教育フォーラム(Japan Environmental Education Forum:JEEF)は、国内外で環境教育を推進する団体や個人の会員とともに、環境教育によって持続可能な社会の実現を目指すNGOです。1987年に「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」を開催し、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが発足しました。以来、「自然体験を通した環境教育」を根幹とし、幅広く質の高い環境教育の推進に向けて活動しています。