SAVE JAPAN プロジェクト 2023-2024

レポート

里山整備&炊き出し体験~外来種(ニワウルシ)への理解を深めよう!part2、災害時を想定した水・食事を考えよう!~

2024年01月28日(日)実施
  • その他植物
  • 昆虫・その他
  • 森林
  • 里山

レポート

第2弾は、第1弾に続き、里山整備と、炊き出し体験を実施しました。

里山整備班は、前回の「ニワウルシの地上部を切り倒す」作業の続きから、
①手のこぎりで切る ②重機で大きな根っこを引き抜く ③枝木を集めて燃やす④枝木を粉砕する
それぞれに分かれて作業を進めました。

同時進行で災害時を想定し、電気やガスがない状態でも調理ができる釜戸を使って、火おこしからすべて行い、すいとんやサツマイモやジャガイモを蒸かすなど炊き出し体験も行いました。

午後から、炊き出し班のメンバーも加わり、作業を進め、ニワウルシ地上部の伐採をほぼ完了することができました。

ニワウルシは、繁殖・成長のスピードも速く、駆除作業は、伐採したら終わりではありません。
当日も広範囲に作業を行いましたが、引き続きNPO環~WAの皆さんで整備を進めていくそうです。

当日のスケジュール

9:15  集合・受付開始
9:30  オープニング
9:40  作業班・炊き出し班の決定
     (班分けは、当日決定いたします)
9:50  各班で作業開始
12:00 昼食(汁物(すいとん)、芋・じゃがバター)
13:00 片付け
15:00 クロージング
15:15 解散

実施内容

第2弾は、ニワウルシの駆除作業、炊き出し体験を行いました。

当日は、24名の参加者が集まりました!
さっそく開会式スタート。
初参加者も多く、SAVEJAPANプロジェクトの活動、NPO環~WAの取り組みについて紹介しました。

NPO環~WAの代表大和さんから1日のスケジュールを説明いただき、整備班、炊き出し班に分かれてさっそく作業開始!

【整備班】
前回実施した作業の続き、焼却と破砕機でチップにする作業を行いました。
手のこぎりでの作業が初めての人もいたのでまずはレクチャーから。
前日までの天気もあり、ニワウルシは湿っていて重さを感じました。

2人1組となり、安全を確保しながら作業を進めます。

重機を使って、根っこを引き抜く作業も。
大きな根っこがたくさん出ててきました。

ニワウルシの枝木を集めて、破砕機でチップ化します。
あっという間に軽トラいっぱいに・・・。
チップ化したものは、キャンプ場での泥上げ防止の資材としても活用されています!!

【炊き出し班】
納屋カフェの皆さんから教わりながら「すいとん」づくり!

まずは、火おこしから。バケツに枯れ葉や枝を集めて準備万端!
火力を確認しながら調整を行います。

火が落ち着いたところで、小麦粉をこねながらすいとんを野菜と一緒に煮込みます。
副菜のさつまいもやジャガイモカットして蒸かします。

電気やガスが使えなくても調理ができる釜戸を使った調理で、完全食の「すいとん」が完成しました!
被災時は、お米を炊いたり、温かいものがなかなか食べられないことがあると思います。
すいとんは、お野菜やタンパク質、醤油や味噌などの発酵調味料で味付けで栄養も満点だそうです!

調理が完成したところで、整備班と合流してみんなでランチタイムにしました!

すいとんはもっちもちでお野菜やお肉もたっぷりで食べ応えが満点でした!
蒸かしたジャガイモとサツマイモもバターをかけて美味しかったです。

食事後は、炊き出し班も整備班に合流して作業を行いました。
前日の天候もあり、なかなか火がつきにくい状況でしたが、火が落ちついてきました。
それぞれ役割分担をしながら進めます。

午後の作業は短時間でしたが、伐採作業は大幅に進めることができました。

参加者の皆さんからは、
「ニワウルシへの理解が深まった」
木を伐採することにあまりいいイメージはなかった方もいらっしゃいましたが、整備することへの正しい知識をもつことが大切だとコメントをいただきました。

昨年に引き続き、ニワウルシ駆除作業を実施しましたが、ニワウルシの成長スピード、今後も作業を続けていく必要があると感じています。
参加者された皆さんと一緒に、こうした機会に触れて、里山整備について学ぶことはもちろん、一緒に汗をかいて作業をすることで、地域を地元愛を高める機会にもなるのではと感じました。

参加された皆さんお疲れ様でした。
次回もお楽しみに!

このイベントで得られたこと

・対象エリアの外来種ニワウルシ地上部の伐採がほぼ完了した。
・災害時を想定した炊出し体験を実施することができた。

参加者の声

  • 初めての体験ばかりでしたが、大変勉強になりました。
  • 木を伐採することに、ネガティブなイメージがありましたが、ニワウルシの周りに何も植物がないのが、ニワウルシが根から毒を出すことに起因していることを知り、正しい知識を持つことが重要だと改めて思いました。
  • 午前中は食事づくりに参加しました、すいとん汁、今度つくってみようと思ってます。
  • すいとん作りも、木を切るということも初めてのことばかりで新鮮で、かつ、多くの学びがあり、楽しかったです。環境問題について改めて考えたいと思いました。
  • ニワウルシの駆除作業の駆除はもちろん、その他、知識について学ぶ(根っこのことなど)ことができました。

イベント実施結果

参加者数
24
アンケート回答数
13
参加者満足度
85%
実施してよかった点

・損保ジャパン茨城支店の社員の方含め多くの方にご協力いただいたことで地上部の伐採を終えることが出来たため、繁殖を止めることが出来た。
・能登半島地震の発災から間もない時期に炊出し体験を行い、万一の備えとしての経験になった。被災地で炊出しボランティアとして支援する心構えもできた。

実施して苦労した点

・駆除材の焼却処理を試みたが、水分が多く燃えなかった。
・ニワウルシの繁殖、成長が著しく、伐根作業が進まない。
・引き続き、伐根と残材処理を行っていくが数年かかる見込み。

特に寄付が活きたと感じた点

・樹木タイプの外来種駆除は切れば終わりではなく、材の処理が難しい。寄付によって重機、破砕機、チェーンソーといった本格的な林業機械をそろえることが出来、指導者への謝礼を支払うこともできた。
・炊出し体験に必要な器具や食材、調理師資格を持つ指導者への諸金などの費用を賄うことが出来た。

メディア掲載

主催・共催
NPO環~WA

認定特定非営利活動法人 茨城NPOセンター・コモンズ
協力・後援等
損保ジャパン株式会社
協賛
損害保険ジャパン株式会社