誰でも参加できる「ネイチャーポジティブ＝自然再興」実現へのアクションを学びます。13年に及ぶ里山保全の経験から、自然再興には継続的関与、つまり持続的かつ循環型の利用以外に解決策はないと考え、森林だけでなく耕作放棄地再生も行い、再生地での「在来大豆 田のくろまめ」を栽培し味噌をつくるプロジェクトをつづけてきました。SHIMOHAJIの「発酵常陸」はエシカル消費と生物多様性を消費者へ伝えるための事業です。

NPO環〜WAはこれまで里山の耕作放棄地などに点在するニワウルシの駆除作業を行ってきましたが、一度駆除しても放置すれば増える類の外来種ニワウルシの繁殖力は驚異的で単年度で駆除しきれるものではありません。SAVE JAPANとして駆除を手掛けたエリアを元の状態に戻すため、このエリアに「田のくろまめ種継ぎプロジェクト」を発動し、大豆栽培が出来る畑への再生を目指します。

栽培者がなくなると消滅する在来種。茨城町の農家に継承されてきた「在来大豆 田のくろまめ」を守るために味噌づくりをします。味噌は、古くから日本人にとって欠かせない伝統食品で食物繊維やたんぱく質など栄養価も高いものですが、近頃は食の多様化に伴い、味噌汁を飲む習慣が減っているそうです。発酵ランチや味噌づくりを通して生態系を守るエシカル消費や伝統食の魅力を知る機会とします。

9時15分　受付開始
9時30分　オープニング
9時50分　釜戸火入れ（大豆炊きはじめ）
10時～　冬の里山ウオーキング（ニワウルシの作業エリアを巡りながら、1時間の散策）
～11時10分　キャンプ場に戻り休憩
11時10分～12時45分　先生の講話「生物多様性保全とエシカル消費（仮）」、発酵ランチ
(自由解散)

以下、味噌づくり参加者のみ
12時45分～　みそづくり
14時00分　クロージング
14時15分　解散予定