SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

里山のチョウ観察会(一般向け)

2019年06月15日(土)実施
  • 昆虫・その他
  • 里山

レポート

当日のスケジュール

10:00~10:40 事前学習
講師:浜松科学館みらいーら サイエンスチームリーダー 小粥隆弘
10:40~11:10 工作体験(Aチーム)館内ガイド(Bチーム)
11:10~11:40 工作体験(Bチーム)館内ガイド(Aチーム)
11:45~12:00 閉会式

実施内容


オオムラサキってどんな蝶?講師が徹底解説!


幼虫やサナギがどのように生きているのか、ということもご紹介しました。

生態観察施設でオオムラサキの幼虫とサナギを観察していただきました。


雨のため外での観察はできませんでしたが、かわりにオオムラサキの森づくりで生産した間伐材を使って、工作をつくりました。

鳥の鳴き声がするおもちゃ「バードコールづくり」の様子

このイベントで得られたこと

あいにくの天気で、野外でのチョウの観察ができなくなってしまったことは残念ではありましたが、間伐材を利用した工作体験を取り入れたプログラムを実施することによって、多くの参加者に満足していただくことができました。参加されたお客様には、オオムラサキセンターが行ってきた里山の保全について深く理解していただくことができたのではないかと感じています。

参加者の声

  • 近くにすんでいる環境がどう変化しているのか、気づいていないこともたくさんあるのだと感じました(40代・女性)
  • 地元出身ながら、オオムラサキのことをしらなかったので知れてよかった(40代・男性)
  • 今までもオオムラサキセンターは何度も来ているが、体系立てて学ぶことができ、卵やサナギのくっつき方がとても興味深く、勉強になりました。40年にわたる調査のことなどもとても勉強になりました(30代・男性)
  • チョウの幼虫をみたり、さわったりしたことが楽しかった(小学校6年生)
  • さなぎをさがすのが楽しかった(小学校2年生)

イベント実施結果

参加者数
50
アンケート回答数
38
参加者満足度
90%
実施してよかった点
親子で楽しめるイベントは目指しつつ、オオムラサキセンターの里山整備活動についても理解していただければと思い、今回のプログラムを企画しました。
野外観察はできなかったものの、間伐材を活用した工作体験や生体の観察を通して、オオムラサキセンターの里山保全活動についても理解を示していただけた様子が伺えたので、喜ばしいと感じています。
実施して苦労した点
雨天の場合に代替プログラムを実施することで対応しましたがチョウの観察を目的に来られる方にたいして、いかに満足度の高い内容でプログラムを実施するか、ということに苦労しました。
特に寄付が活きたと感じた点
観覧料のみならず、工作体験の材料についても助成していただけたことが、高い満足度に繋がったと感じています。オオムラサキセンターにとっても負担なくプログラムを進めることができました。
主催・共催
主催:特定非営利活動法人自然とオオムラサキに親しむ会
共催:公益社団法人日本環境教育フォーラム
協力・後援等
協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社