SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

里山のチョウ観察会(小学校向け)

2019年07月09日(火)実施
  • 昆虫・その他
  • 里山

レポート

当日のスケジュール

10:00~10:40 事前学習
         講師:浜松科学館みらいーら サイエンスチームリーダー 小粥隆弘
10:40~11:10 工作体験(Aチーム)オオムラサキの観察(Bチーム)
11:10~11:40 工作体験(Bチーム)オオムラサキの観察(Aチーム)
11:45~12:00 閉会式

実施内容

雨のため、本来計画していた野外観察は取りやめとなってしまいましたが、生態観察施設でオオムラサキの幼虫・蛹・成虫を観察することができ、間伐材を使って鳥の鳴き声がするバ-ドコ-ルを作るなど、楽しい観察会となりました。観察をきっかけにして、この地域のシンボルであるオオムラサキを大切に思ってくれれば幸いに思います。

みんなでお話を聞く。

講師と一緒に観察

見つけたよ!

気づいたことを、自分の考えでまとめて。

バードコールづくり

このイベントで得られたこと

今回は小学生を対象としており、保全について考えてもらいつつも、まずは楽しんでほしい、という思いで企画しました。一般向けに開催した前回に続き、あいにくの天気で野外観察を中止せざるを得ませんでしたが、代替プログラム(工作体験)でも楽しんでいただくことができ、本当に良かったと思います。地元の小学生に地域のシンボルであるオオムラサキを観察していただくことは、郷土愛を育むことにもつながります。地元の昆虫館として、小学校とは今後も観察会等での連携を続けていきたいと考えています。

参加者の声

  • 工作がとってもたのしかった。自由見学もたのしかった(小学3年生)。
  • つぎはさわれなかった虫をさわってみたい(小学3年生)。
  • バ-ドコ-ルがたのしかった。自分のすきな絵をかけて自分のすきなバ-ドコ-ルができました(小学3年生)。
  • つぎは今日できなかった虫とりをしたい(小学3年生)。
  • バ-ドコ-ルの音が楽しかった(小学3年生)。

イベント実施結果

参加者数
46
アンケート回答数
46(小学3年生42名、大人4名)
参加者満足度
100%
実施してよかった点
オオムラサキの成長の仕方や体のつくりから、この地域との関わりなど、様々な視点から学んでいただくことができたと思います。何よりも、多くの参加者に楽しんでいただくことができてよかったと感じています。この観察会が、地元の自然に関心を持つきっかけになればと思います。
実施して苦労した点
スケジュ-ル調整がうまくいかない点があり、この点ではまだ経験を重ねる必要があると感じました。
特に寄付が活きたと感じた点
入場料や工作体験料、小学生の送迎に使うバスを助成していただいたお蔭で、経費の心配なく、円滑に事業を進めることができました。
主催・共催
主催:特定非営利活動法人自然とオオムラサキに親しむ会
共催:公益社団法人日本環境教育フォーラム
協力・後援等
協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社