[茨城]東海村の文化財と自然を守る会 オオムラサキ、トウキョウサンショウウオがいる自然について考えよう
第2回「オオムラサキ観察会 in 東海村」
■プログラム実施日
第2回:平成24年8月4日 集合9時00分~解散12時15分
■当日の大まかなスケジュール
コミュニティセンターでオリエンテーション(開催のあいさつ、オオムラサキの解説、諸注意など)を行った後、歩いて林に向かいオオムラサキを探しました。オオムラサキは見つかったものの、木の上に高くとまっていたため、あまりじっくり観察できませんでしたが、カブトムシやクワガタ、蛾の幼虫など林に棲む多様な生きものを観察しました。林からオオムラサキがとまる榎がある場所まで歩き、オオムラサキの生態を探りました。その後コミュニティセンターに戻り、オオムラサキと地球温暖化の影響についてみんなで考えました。
■プログラムを実施して
・ 参加人数:28名 アンケート回答者:22名
・ 参加された方の満足度(割合):満足度 72.1%
■参加者の感想
・ 色々な昆虫を観察できた事と昆虫にまつわる詳しい解説を聞けたのはよかった。オオムラサキがほとんど見られなかったのが心残り・・
・ 普段はなかなか自然と触れ合う機会がないため、林の中を歩き、様々な植物、虫を見られたのがよかった。
・ 身近な環境に希少生物がいることを体感できてよかった。
・ 里山を維持していくことは、とても大変だと思った。
・ 自然環境保護の大切さを改めて感じた。
・ 知識がなかったが、昔に返り、自然を感じいろいろ教えていただき、これからにつなげていきたい。
・ 自然は色々奥が深いと思った。
・ 榎木を初めて見ました。本当に涼しいんですね。
・ ゆったりとした時間が過ごせた。
■プログラムを実施して苦労した点
オオムラサキをあまりじっくり観察できなかったことに苦労しました。夏祭りと重なった週末だったためか、参加者数が伸び悩みました。近隣の住民、特に小さい子どもにより多く参加していただくと、希少生物保護の輪が広がると思われます。
■プログラムを実施してよかった点
オオムラサキをじっくり観察することはかないませんでしたが、様々な林の生きものたちがおもてなしをしてくれました。林の中で食べたスイカの味が忘れられません。今回はまとめに力を入れたので、観察だけではなくなぜ保護が必要なのか、私たちの生活が環境に与える影響とオオムラサキがどう関わっているのかを探ることができました。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
プログラムの実施費用だけではなく、休憩時間に林の中でスイカを食べるということにも活用させて いただきました。童心に返って、年齢に関係なくオオムラサキが住む林を堪能することが出来ました。