SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

なんだべ村自然楽校「いのちはつながっている」第2回

2017年02月25日(土)実施
  • 昆虫・その他
  • 森林
  • 里山

レポート

なんだべ村自然楽校「いのちはつながっている」
第2回「里地里山の生き物を探検してみよう編」

ゲンジボタル、ヘイケボタルの両種がすむ希少な里地里山で、今回のテーマは「里地里山の生き物を探検してみよう」と
文京学院大学環境教育研究センターの学生と森下英美子先生を講師にお招きし「ホタル」を通じ「里地里山」の保全再生に参加し自然との共生社会と生物多様性を学ぶテーマとなっています。生活の利便性による環境汚染、過疎化、里地里山の荒廃が原因でクマによる人の被害やイノシシによる農作物の被害、生態系の劣化、外来生物等による在来種の減少など、今や農村地域は深刻な状況にあるといわれ、自然との共生社会をつくるにはどのように取り組んでいけばいいか、ホタルの一生を通じて考えていくイベントとなりました。

当日のスケジュール

スケジュール

09:00 集合
09:30 イベント開始(プログラムの説明)
10:00 開会式 主催者挨拶
10:10 集合写真
10:20 危険な場所の説明
10:30 生き物探し開始
11:40 生き物マップにまとめる作業
12:30 まとめ
12:40 昼食
13:30 解散

実施内容

ホタルは初夏の一時的に注目される昆虫ですが、ホタルの一生は約1年かけて生命を育んでいる。
ミミズのいる畑、モグラ、ネズミ、ヘビ、イタチ、タヌキ、キツネ、フクロウ、トンビ、まさにこの地域は食物連鎖がつながっている。
地域の生き物を探し里地里山とは生物多様性とは自然との共生社会とはをわかりやすく学べるイベントでした。


危険予知の講座です。探検する前に危険な場所、危険なことを学んでいます。



さっそく何かを見つけたようです。







ドジョウ、イモリ、川エビ、ホタルの幼虫、カワニナなどいろんな生き物がいました。



ヘイケボタルの幼虫、ゲンジボタルの幼虫が同時に生息している環境は希少だそうです。







みなさん楽しみの昼食時間、今回は地元ご当地グルメ「キャベツ餅」です。

このイベントで得られたこと

ホタルの幼虫、カワニナ、イモリ、オタマジャクシ、ドジョウ、カワエビ、など様々な生き物がすんでいる里山、水生生物も地上の生き物も人の手を入れた環境(里山)が重要なバランスを維持し豊かな森にすむ生き物との境界線となる場所を形成している。地域に生きる全ての生物がともに暮らすことができる社会をホタルの一生を学ぶことで生物多様性と希少性動植物について関心を深めるきっかけができました。

参加者の声

  • 動物の足跡があったり、いろんな生き物が探せた(小学2年生・男の子)
  • 雪の下からホタルのようちゅうやドジョウなど探せて楽しかった(小学2年生・男の子)
  • 親子でいろんな生き物を探す体験やホタルの一生を学び子供と共通の話題が作れたことや学校では教わらない自然の中で学ぶ体験ができたことに感謝します。(30代・男性)
  • ホタルは夏の一時にしか生きていないと思っていたが、ホタルの一生は一年だと学べたこと、ホタルの生息できる環境は近代化と効率化で年々すむ場所がなくなってくることを学ぶことができ、自分たちの生活について考えることができました。(40代・女性)
  • ホタルの一生を通じ、自然環境、生物多様性、里地里山とは現代社会の生活を取り入れたことによる負の部分が今改めて考えることが必要な時と感じた。(30代・男性)

イベント実施結果

参加者数
17名(大人14名 子ども3名)
アンケート回答数
17名
参加者満足度
95%
実施してよかった点
地球環境の温暖化の問題、生活の利便性による環境汚染、過疎化、里地里山の荒廃が原因によるクマ、イノシシによる農作物の被害、生態系の劣化、外来生物等による在来種の減少などについて、保全再生活動を行うことにより、生物多様性が豊かになり、自然からの恵みを受けつづけることができ、人と地域に生きる全ての生物がともに暮らすことができる社会をホタルの一生を通して学ぶきっかけを作ることができたこと。
実施して苦労した点
雪の季節での開催と例年なのかわかりませんがインフルエンザで欠席者が多数出たこと。
特に寄付が活きたと感じた点
今回は、文京学院大学環境教育研究センターの学生と教員を講師にお招きし事前にホタルの幼虫のいる場所を1M以上ある雪を掘っていただき観察できる場所を作っていただけたことや、ホタルの一生をピクチャーシアターでわかりやすく参加者へ自然との共生社会を交え教えていただけたこと。