『ふくい・アラレガコ学校』 「アラレガコ」を主人公に、生息域の自然と文化の豊かさを体験するぞ!
活動内容
福井では『アラレガコ』と呼ばれ、他の土地では『カマキリ』『アユカケ』の名で知られるこの魚。九頭竜川では“生息エリア”が天然記念物にもなっている珍しい生きものです。
冬に川を下り海で産卵。生まれた稚魚は春に川を上り、川底で獲物を捕らえながら育つという興味深い生態を追いかけながら、冬から夏にかけてのフィールド体験を実施します。
アラレガコの専門家、福井県立大学の田原教授のサポートもいただきます。
また、11月には、昨年度にオリジナルで開発した「カードゲーム」の大会を開催し、新しい層への働きかけとします。
【活動イベントの予定】
■ランドスケープ大作戦カードゲーム大会 (2021/11/03)
SAVE JAPAN プロジェクトの企画で誕生したオリジナルの「カードゲーム」、初の公式大会を開催!
■年に1度の「エバ漁」見学 (2021/12/05)
12月~1月の短い期間だけ、アラレガコの生態調査のために行われる伝統漁法「エバ漁」を見学。特別な生態のお話や、地域文化との関わりも学びます。
■子アラレガコをさがせ! (2022/05/15)
若狭湾に注ぐ耳川での、稚魚採取体験会!
まだ小さなカラレガコたちを育む、流域の豊かさも体感します。
■アラレガコ天国の生きものたち (2022/08/上旬予定)
暑い季節の耳川で、育ったアラレガコたちの姿と環境を大調査!
夏休みに“五感全開”で受け止めるフィールド体験会です。
【カードゲーム公式サイト】
実施団体プロフィール
一般社団法人 環境文化研究所
当法人は、自然環境、⺠俗文化、伝統技術などを後世に繋ぎ、持続可能な社会を実現するため、専門性と豊かな個性を有する研究員が蓄積している多様な経験や知識を活かし、企業・行政および専門家等による連携活動に参画し、地域発展を支援する活動とともに、地域の暮らしや体験を通じて、自然の恵みを巧みに活用する技術と知恵を身に着けた人材を育成し、持続可能な社会の実現を目指す価値観の醸成を図ること、および、地域の自然資源や人文資源などの地域資源を活かした産業を育成し、雇用を創出することで環境保全および地域振興に寄与することを目的とします。
特定非営利活動法人 さばえNPOサポート
1985年に鯖江で開催された「世界体操選手権」から、鯖江の市⺠活動は活発になりました。その活動拠点となった「市⺠活動交流センター」で“お手伝い役”として生まれたのが、さばえNPOサポートです。色々な視点・立場の人や団体を“つなげる”こと、市⺠主体の『まちづくり』を行うことで、より良い地域を創り出そうと、影になり日向になって様々な活動を展開しています。