オオムラサキ探検隊!出動!! ―第5回(全5回)―
レポート
当日のスケジュール
13:00~ オリエンテーション
13:10~ オオムラサキのエサづくり
14:50~ オオムラサキのエサの取り付け作業
15:50~ オオムラサキの観察にチャレンジ
※現地の状況から開催時間を当初予定から変更しました。
実施内容
オリエンテーションののち、オオムラサキのエサづくりにチャレンジ…するはずですが、何やら木々の方に向かいますぞ…?
なんと、公園入口そばにあるヤマモモの実をエサに使用することに。
ブルーシートを使ってヤマモモの木から一気に実を落とす体験も!
ちなみに、何人かヤマモモの実を食べてみましたが「すっぱ!」という反応が多かったです(笑)
さて、収穫したヤマモモに、バナナ、モモ、焼酎、酢を大鍋にいれて煮立たせることに。
まずバナナを包丁で小さく刻みます。包丁を初めて持ったというお子さんも。
最初はこんな感じだった鍋が・・・
しばらく煮立たせるとこんな感じに。人間にとっては少し酸っぱさを感じるこれが、オオムラサキをおびき寄せるエサになるといいます。チョウは花の蜜を吸うイメージがありますが、オオムラサキは樹液に寄って来るため、樹液に似たにおいに仕上げるのだそうです。
このエキスと果実をストッキングに入れていきます。
エキス入りのストッキングを木にくくりつけていきます。
そのあと移動し、オオムラサキの生態について学びました。
オオムラサキは一般的なチョウのようにひらひらと飛ばないこと、縄張りを守るために人の耳にも聞こえるほどの音を立てて羽根をはばたかせること、出没しやすい時間帯があることなどを学びました。
その後、参加者のみなさんで長時間にわたって出没を待ちましたが・・・
残念ながら、この日はオオムラサキを観察することはできませんでした。
ここ最近の天候不順の影響で羽化が遅れているか、この日は台風4号が近づくなか風が比較的強く飛ぶことができなかったのではないかとのことでした。
しかし、オオムラサキ観察のコツを教えていただき、またこの森で観察できる日を楽しみに終了となりました。
このイベントで得られたこと
参加者の声
- 虫はくさいにおいが大好きなことがわかった(小学校4年生)
- 人のおいしいは虫にとってまずいものだと知った(小学校6年生)
- バナナとヤマモモと桃でオオムラサキの大好きなにおいができることを知った(小学校5年生)
- オオムラサキが見づらくなっていると考えると少し寂しいですね(50代)
- オオムラサキの生態やエサなどを知ることができてすごく勉強になった(30代)
イベント実施結果
- 参加者数
- 21名
- アンケート回答数
- 18名
- 参加者満足度
- 83%
- 実施してよかった点
- インターネットのように、検索すればなんでも知ったり見たりできる現代ですが、実際にこの目で見て、においを感じて、現場まで歩いて、といった生の体験を実施できたのは子どもたちにとって大きな経験になったのではないかと思います。オオムラサキは現れませんでしたが、それもまた経験です。またこの森に来てオオムラサキの観察にチャレンジしたいという声も聞かれました。
- 実施して苦労した点
- 当日は突然の台風が近づくなか、直前まで開催できるかどうか気をもみました。
また、オオムラサキがいつ現れるかもわからないなか、臨機応変に対応できるかどうか、何通りか進行案を用意しました。結果としてオオムラサキは現れず、計画通りにはいきませんでした…。 - 特に寄付が活きたと感じた点
- オオムラサキのエサとして、急きょ園内にあるヤマモモの実を使いましたが、それ以外の材料は購入が必要です。また当日は曇天には低くなりましたが、7月の暑い時期の開催とあって、熱中症に備えた飲料や物品を準備するのにも役立ちました。
- 主催・共催
- 主催:認定NPO法人わかやまNPOセンター
共催:NPO法人根来山げんきの森倶楽部
NPO法人わかやま環境ネットワーク - 協力・後援等
- 協力:認定NPO法人日本NPOセンター
後援:和歌山県、和歌山県教育委員会、和歌山市、和歌山市教育委員会、岩出市、岩出市教育委員会、紀の川市、紀の川市教育委員会 - 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社