街中de菜の花畑『菜の花脱穀』
2024年06月01日(土)実施
レポート
NPO法人宙塾が取り組んでいる循環型社会づくり『菜の花プロジェクト』の活動を体験しました。
今回は、11月に植えた菜の花が枯れて役目を終えたので、その種を取り出す作業です。
カラカラに乾燥させた鞘を運んで、皆で踏み踏み…
非日常な体験に、子どもも大人も大盛り上がりでした!
今回は、11月に植えた菜の花が枯れて役目を終えたので、その種を取り出す作業です。
カラカラに乾燥させた鞘を運んで、皆で踏み踏み…
非日常な体験に、子どもも大人も大盛り上がりでした!
当日のスケジュール
14時 はじまりのあいさつ・『菜の花プロジェクト』の紹介
14時10分 菜種の脱穀体験
15時30分 搾油体験
16時 生き物探し
16時30分 終了・アンケート記入
14時10分 菜種の脱穀体験
15時30分 搾油体験
16時 生き物探し
16時30分 終了・アンケート記入
実施内容
脱穀体験
昔ながらの方法で鞘から菜種を取り出します。
ますは足で踏み踏み。

ふるいにかけて鞘を取り除きます。

とうみがけをして、細かなクズを取り除きます。

たくさん取れました!

搾油体験
搾油機に菜種を入れて絞ります。搾りかすは、畑の肥料として活用されます。

油の品質チェック。無事に火が点きました!

土の中の生き物探し
十数年も無農薬で作物を育てている畑だから、土の中にはいろんな生き物がたくさん!
今回は、カブトムシの幼虫をたくさん見つけました!

このイベントで得られたこと
街中の畑でも、長年無農薬で維持管理することで、多様な生物が生息するフィールドになれます。
そしてそのフィールドは、子どもたちにとって多くの学びを得られる場になり、地域とのつながりの場にもなります。
菜の花は、つぼみや葉っぱは美味しく頂け、花が満開になると目を楽しませてくれ、種までもが油として活用され、さらには搾りかすが次の菜の花を育てる肥料にもなる、多彩な可能性を秘めている植物です。
今回、新たに参加された方に、菜の花を活用した循環型社会を知っていただくことができました。
そしてそのフィールドは、子どもたちにとって多くの学びを得られる場になり、地域とのつながりの場にもなります。
菜の花は、つぼみや葉っぱは美味しく頂け、花が満開になると目を楽しませてくれ、種までもが油として活用され、さらには搾りかすが次の菜の花を育てる肥料にもなる、多彩な可能性を秘めている植物です。
今回、新たに参加された方に、菜の花を活用した循環型社会を知っていただくことができました。
参加者の声
- 種から油が出てくる量が本当に少なくて、大切に使いたいと思った。
- 地球温暖化について学べました。
- 菜種の古代から使われ方など勉強になった。
- 脱穀の作業など運動にもなった。
- 菜種油を作る工程を知れて面白かった。
イベント実施結果
- 参加者数
- 3組9名
- アンケート回答数
- 6名
- 参加者満足度
- 100%
- 実施してよかった点
- 菜種を脱穀して、実際に油を搾るところまで体験でき、搾りかすは肥料として活用できる旨も実感していただけました。
畑には、チョウやミツバチなど多くの虫たちが飛び交っており、自然にできた水たまりにはカエルがいたりと、生き物と触れ合うこともできました。 - 実施して苦労した点
- 日差しが強い中、外での作業でしたので、急遽テントを建てるなどの対応をしました。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- たくさんのスタッフが脱穀作業の指導をしていただき、安全に楽しむことができました。
- 主催・共催
- 主催:NPO法人市民活動サークルえん
共催:NPO法人宙塾 - 協力・後援等
- 協力:ナルク奈良
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社