SAVE JAPAN プロジェクト 2023-2024

レポート

中津干潟セットバック護岸(EcoーDRR)とOECMエリアおせったい

2024年09月22日(日)実施
  • 昆虫・その他
  • 森林
  • 藻類

レポート

中津干潟の一部、セットバック護岸(Eco-DRR)部分を今回環境省自然共生サイトへの登録をめざしており、その一帯を知っていただき、環境保全などに関心を持っていただくために、この地方に残る風習”おせったい”方式をとり入れ、中津干潟と松林背後地にある環境に関するポイントを参加者にまわっていただいた。

この日は雨模様でしたが、偶然プログラム実施時に雨はやみ、少数でしたがなんとか楽しみながらできたことはよかった。

また、アンケートでラムサール条約など
公的枠組みでの保全に向かうべきという意見が80%と多かった。
自然共生サイトに関しても登録すべきという意見が大半であった。
理解が得られたプログラムだった。

当日のスケジュール

11:30 スタッフ集合、プログラムミーティング、各チェックポイントの準備

12:30 受付開始

13:00 プログラム開始、開会
       自然共生サイト、諸注意説明
       損害保険ジャパン様からご挨拶

13:15 おせったいプログラム開始 以下のポイントを家族ごとでまわる
       チェックポイント1 松林宝探し
       チェックポイント2 仮説えびす堂
       チェックポイント3 松ヤニ採取場所
       チェックポイント4 お伊勢堂
       チェックポイント5 セットバック護岸
       チェックポイント6 松林野点会場

15:00 ほぼまわり休憩(アンケート記入)後じゃんけん大会
      閉会の挨拶
      記念撮影、解散

16:00 会場片付け
      

実施内容



開会 中津干潟と自然共生サイトやOECM、プログラム等説明


おせったいポイント 松林の松やにを昔活用していた そのことを知ってお菓子をゲット!

おせったいポイント EcoーDRRでもあるセットバック護岸のなりたちを動画で説明
理解してクイズを答えたらお菓子をゲット!

中津干潟いったいを回っていただき、休憩後に最後のアトラクション”じゃんけん大会”




最後に記念撮影、たいへんお疲れ様でした。このとき偶然雨が上がりよかったです。

このイベントで得られたこと

●環境省自然共生サイトへの登録の賛成
●参加者の環境保全、EcoーDRR生物多様性と防災減災への意識の増加

参加者の声

  • 親子参加型で一緒に楽しむイベントが良かった。おせったい形式もグー!(40歳代、会社員)
  • おせったいを経験をしたことがなかったので、子どもたちに経験させることができてよかったです。つりざおやハートマークなど勉強になりました。(40歳代、パート・アルバイト)
  • コンクリートでなく外ぼり石で自然を守っていたこと。(公務員)
  • セットバック護岸やお伊勢堂について分かった。クイズが楽しかった。(小学5年生)
  • おかしをもらえたこと。アカテガニをつかまえた。ふわふわきたキノコにびっくりした。(小学3年生)

イベント実施結果

参加者数
一般参加者10名(中学生以上5名、小学生以下5名)
ガイド・スタッフ11名
その他関係者 2名
アンケート回答数
中学生以上 5名 小学生以下 5名
参加者満足度
80%
実施してよかった点
・自然共生サイトの登録予定地を見ていただいたこと
・Eco-DRRのいきさつから実現した形をみていただき、実物の生きものの生態を説明しながら理解していただいたこと
実施して苦労した点
・雨対策と参加者連絡
・屋外でのモニター動画上映、電源

特に寄付が活きたと感じた点

・各ポイントでのおせったい(中津干潟ポイントに応じた)お菓子の購入
・自然共生サイトチラシの作成
・屋外電源バッテリーの活用

主催・共催
【主催】 特定非営利活動法人水辺に遊ぶ会

【共催】 特定非営利活動法人おおいたNPOデザインセンター
協力・後援等
【協力】 認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン株式会社