SAVE JAPAN プロジェクト 2023-2024

レポート

生き物いっぱい!復活大作戦第2弾!第5回活動

2024年08月18日(日)実施
  • 両生類
  • 高原

レポート

今回は第5回で、今までの活動の集大成という位置づけで、アカハライモリの模型の色塗りと今までの活動の振り返りを行いました。
アカハライモリを手に取り触れて観察してきた子どもたちにとってアカハライモリに親しみを持って色を塗り模型を完成させていくことを楽しむことができました。いろんな色のついたアカハライモリが誕生しました。
今までの活動を振り返りながら、棚田の持つ多面的な機能を説明しながら、地域に棚田が大きな役割を持っているから、これからも棚田が大事だということも理解してもらえたと思います。そこに棲むアカハライモリをはじめカエル、昆虫などにとっても生き物の特性を説明しながら棚田は住み心地のいいところであることも認識してくれました。こちらからの質問にも積極的に答えてくれました。
活動全てにおいて、参加者全員、けがも事故もなく終えられたことに感謝しています。

当日のスケジュール

09:00 きみの自然体験館集合
09:10 色塗り体験の説明
09:20 色塗り体験開始(子ども一人1匹の3D模型アカハライモリ)
10:20   休憩(模型を乾燥させます)
10:30 第2弾のプログラムのまとめ
11:00 クイズ&アンケート
11:30 終了


実施内容

このイベントで得られたこと

最終回の第5回は、棚田の現場を離れての活動になりました。3Dで作ったアカハライモリは昨年期と同様に子どもたちの好奇心を引き出しました。アカハライモリの色塗りは、個人個人の想いがあって、いろんなアカハライモリが誕生しましたが、親子で話をしながら塗っていく光景は、主催者側としましても微笑ましい感じで、生き物を通してのセイブジャパンの活動の価値が強くなったと感じました。

参加者の声

  • 3Dで作ったアカハライモリの模型を初めて見て、子どもが興奮してました。精密に出来ててびっくりしました。30代女性
  • 田植えや雑草抜きの時にたくさんのアカハライモリを見てきたのに、子どもは自分の好きな色で、カラフルなアカハライモリになってしまいました。集中して色塗りをしていたのでよしとします。30代男性
  • う~んとうなりながら、アカハライモリを忠実に色塗りしていました。手のひらに乗せたアカハライモリの感触は親子で残っています。可愛かったです。10月に稲刈りがあるということで楽しみにしています。
  • 5回全て参加できませんでしたが、参加した時は、子どもたちも大喜びで生き物探しに夢中になっていたことを思い出しながら、振り返りの画面を見ていました。
  • 今までの活動の振り返りをまとめてくれまして、ありがとうございました。棚田やそこに棲む生き物に子どもたちが関心を持つようになって、また棚田でイベントがある時は参加したいと思います。40代女性

イベント実施結果

参加者数
園 児 4名
小学生 20名
保護者 18名
スタッフ 6名
合 計 48名
アンケート回答数
園 児 2名
小学生 19名
  合 計 21名
参加者満足度
90%
実施してよかった点
今回はアカハライモリの模型の色塗りがメインイベントでしたが、今までの活動を振り返ることも出来ましてよかったです。振り返り問題の回答も子どもたちはほぼ満点に近く、回ごとに出していた問題は、暗記している子どももいました。棚田のこと、そこに棲む生き物の特性など多くの知識と関心を持ってくれたこと、これからの棚田の活動にも参加してくれそうで、イベントを実施してよかったです。
実施して苦労した点
3D模型は精巧ですが、ちょっとした衝撃でも折れたりするので、子どもたちには慎重に集中して色を塗ってもらうこの注意に苦労しました。
特に寄付が活きたと感じた点
寄附でアカハライモリの3D模型を製作出来ました。精巧に出来て、子どもたちにも大人気でした。ありがとうございました。
主催・共催
主催 : 認定NPO法人わかやまNPOセンター
共催 : 紀美野町自然環境ネットワーク
     NPO法人わかやま環境ネットワーク
     小川地域棚田振興協議会

協力・後援等
後援 : 和歌山県
     和歌山県教育委員会
     紀美野町
     紀美野町教育委員会

協力 : 認定NPO法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン株式会社