[埼玉]綾瀬川を愛する会 綾瀬川のほとりに咲くナガボノアカワレモコウを守ろう
綾瀬川ニューボランティアセミナー(第2回)
■プログラム実施日
2012年6月2日(土)13:00-16:30
■当日のスケジュール
現地視察&ワークショップ
「綾瀬の森」の現状を理解してワークショップの議論に反映するために「綾瀬川を愛する会」のメ
ンバーに解説をしてもらいながら、ナガボノアカワレモコウをはじめ、植物・虫・鳥などの観察を
「綾瀬の森」で行いました。ナガボノワレモコウと普通のワレモコウの葉の違いがはっきり分かり
ました。
またコムラサキが高い柳の木に飛んできたのも解説者がいないと、他の蝶との区別が難しいこ
とも実感できました。観察会に向けて案内人や解説者の重要性を再認識しました。ぜひ、この
解説や風景を夏の観察会の参加者に体験していただきたいと思いました。
観察の後、 「『綾瀬の森』を守るために市民が出来ることは何か」について、森講師のもと、戸
塚公民館でワークショップを実施しました。グループ発表を通じ、「綾瀬の森」を保全するために
は、ボランティア同士がミッションを共有するためにていねいな話し合いが必要であり、また、3
グループで話し合った結果、3グループとも共有できる問題意識をもっていることがわかりました。
■当日のスナップ
【綾瀬の森の観察】 まず森がどうして出来たか説明 |
【綾瀬の森観察】 全員で記念写真 |
【綾瀬の森観察】 ナガボノアカワレモコウ(右)の葉と普通のワレモコウ(左)の葉は明らかに違います。 |
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【ワークショップ】 グループ討議 |
【ワークショップ】 グループ発表 |
【ワークショップ】 森さん(講師)による全体のまとめ |
■当初計画との変更点
会場の変更 (さいたまコープ戸塚東店2階集会室 → 戸塚公民館 講座室2
■プログラムを実施して
・参加人数 20名
・アンケート回答数 16枚
・満足度の平均値 86%
■参加者の感想
・大変勉強になりました。
・皆さん大変熱心に活動されていて心を打たれました。
・和やかな雰囲気なので参加しやすかった。
・綾瀬の森がキレイだった。
・楽しかったです。
・みんなで考えたことが、きれいにまとめられてよかった。
・名前を知りたい動植物が多かった。
・楽しみながら勉強できて良かった。
・自然がいっぱいで素晴らしかった。
■プログラムを実施して苦労した点
・綾瀬川の河畔林が工事のために伐採され、それを再生した17年間の歴史をどうやって新しいメ
ンバーに理解してもらうか、セミナーの内容を工夫しました。
・「綾瀬の森」のできるだけ近くにワークショップ会場を確保すること。
■プログラムを実施してよかった点
・「綾瀬の森」を守るために取り組んだ17年間の活動を再認識でき、また新しい人たちにもおおよ
そ理解してもらえたこと。
・自然を再生すれば、動植物が戻ってくることの理解が得られたこと。
・夏の観察会のボランティアに、参加者のうち10人が名乗りを上げてくれたこと。
■特に寄付が活きたなーと感じた点
・予算があったので、目的にあった講師を依頼する事が出来たこと。
・かねてより欲しいと思っていた備品(プロジェクター)を実施団体が購入出来たこと。