水辺の生き物観察会 ~守れ!ゲンゴロウの里~
2017年06月24日(土)実施
レポート
当日のスケジュール
9:30 受付
10:00 映像室で、水辺の生き物の生息環境と保全活動についての講義
10:30 ビオトープに移動、水辺の観察会の実施
11:30 個体識別のためのマーキング~放流など、生物の保全活動の体験・実演
12:00 まとめ
12:30 解散
10:00 映像室で、水辺の生き物の生息環境と保全活動についての講義
10:30 ビオトープに移動、水辺の観察会の実施
11:30 個体識別のためのマーキング~放流など、生物の保全活動の体験・実演
12:00 まとめ
12:30 解散
実施内容
1.序盤に水生生物の保全活動で活躍されている講師の金澤賢治先生より水辺の生き物の保全活動についての講義をおこないました。
2.水辺の生き物の採集体験!この時期は多くの生き物が繁殖期を迎えていて、ゲンゴロウやコオイムシの幼虫が観察できました。また、都市では見られなくなったイモリ、トノサマガエルなども見つけることができて、子供たちは大はしゃぎです。
3.里山の代表的な水生昆虫であるゲンゴロウ。東京や神奈川県では、すでに絶滅してしまいました。
4.子育てをする虫、コオイムシ!卵を背負うのはお父さんです。
5.講師の先生による生き物の解説。めずらしい生き物に子供たちは興味津々です。今回のイベントでは、絶滅に瀕しているゲンゴロウの個体数調査も実施しました。
6.最後は集合写真を撮影して観察会は終了。いろいろな生き物と出会えて、楽しい観察会になりました。
2.水辺の生き物の採集体験!この時期は多くの生き物が繁殖期を迎えていて、ゲンゴロウやコオイムシの幼虫が観察できました。また、都市では見られなくなったイモリ、トノサマガエルなども見つけることができて、子供たちは大はしゃぎです。
3.里山の代表的な水生昆虫であるゲンゴロウ。東京や神奈川県では、すでに絶滅してしまいました。
4.子育てをする虫、コオイムシ!卵を背負うのはお父さんです。
5.講師の先生による生き物の解説。めずらしい生き物に子供たちは興味津々です。今回のイベントでは、絶滅に瀕しているゲンゴロウの個体数調査も実施しました。
6.最後は集合写真を撮影して観察会は終了。いろいろな生き物と出会えて、楽しい観察会になりました。
このイベントで得られたこと
里山の水辺環境を守る第一歩として、水生生物がもつ魅力を感じていただこうと企画しました。水生生物の生息地が開発などで失われつつある都市部から参加していただいた方が多く、ゲンゴロウやイモリなどを見て「始めてみた」「大きい」「かわいい」と、様々な感想がきこえてきました。保全の第一歩として、生き物の魅力を感じていただくことができたのではないかと思います。
参加者の声
- 実際に自分の手で生き物を捕まえて、観察出来て楽しかった(女性/20代)
- カエルやゲンゴロウを見つけることができて楽しかった(保育園児)
- 次回は孫たちを連れてきて、体験させたい(男性/年齢未回答)
- 解説が子供には少し難しい(20代/女性)
- 説明が長く、子供が飽きてしまった(20代/女性)
イベント実施結果
- 参加者数
- 16人
- アンケート回答数
- 12人
- 参加者満足度
- 71%
- 実施してよかった点
- これまでセンターで開催していた観察会とは異なり、今回は水辺環境の保全にまで深く踏み込んだ内容にしました。お子様に珍しい生き物に対して興味を持っていただけたことは勿論ですが、その上でゲンゴロウやイモリなど多くの生き物が減っていて、そこに人間の活動がかかわっていることについて学んでいただくことができ、よかったと思います。
- 実施して苦労した点
- 幼児の参加者が多く、事前勉強の際にどれだけかみ砕いて話すか、ということに苦労しました。実施後のアンケートでは「子供には難しかった」「子供が飽きてしまった」との声もあり、次回開催時の教訓となりました。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 多くの人に生き物の魅力を感じていただこうと企画していますが、道具の消耗や人件費などで料金を取らざるを得ず、その料金がもとで参加をあきらめてしまう方もいました。今回、入館料や参加費を助成して頂けたことで、多くの人にご参加いただくことができました。