SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

カブトムシ・クワガタムシの野外観察と飼育講座

2017年07月23日(日)実施
  • 昆虫・その他
  • 里山

レポート

当日のスケジュール

9:30  受付
10:00 映像室でカブトムシ・クワガタムシの生態を解説。
10:30 雨天のため、映像室でカブトムシ・クワガタムシの生育環境を解説。
11:00 オオクワガタの幼虫を配布。飼育方法・里山環境の重要性を解説。
11:40 まとめ
12:00 解散

実施内容

※雨天のため、野外観察は中止となりパワーポイントによる解説のみおこないました。














パワーポイントでは、カブトムシ・クワガタムシの生態や生育環境の違いを解説。ただ話しているだけではお子様が退屈してしまうので、三択クイズを交えて面白可笑しく進行しました。楽しみつつも、生態や里山環境の大切さを知っていただけたと思います。

このイベントで得られたこと

人気の昆虫カブトムシ・クワガタムシは、里山という環境に大きく依存している生き物だということを知ってもらいました。また、配布したオオクワガタは台場クヌギに棲みつくクワガタムシなので、これを題材に台場クヌギが出来る理由も説明しました。
  カブトムシ・クワガタムシのイベントでしたが、自然環境についても迫れたと思います。

参加者の声

  • 実際に自分の手で生き物を捕まえて、観察出来て楽しかった(女性/20代)
  • カエルやゲンゴロウを見つけることができて楽しかった(保育園児)
  • 次回は孫たちを連れてきて、体験させたい(男性/年齢未回答)
  • 解説が子供には少し難しい(20代/女性)
  • 説明が長く、子供が飽きてしまった(20代/女性)

イベント実施結果

参加者数
78
アンケート回答数
54
参加者満足度
68%
実施してよかった点
参加者が大勢だったので、多くの方にカブトムシ・クワガタムシが生息する里山環境の大切さを知ってもらえた。また、外国産のカブトムシ・クワガタムシが簡単に手に入るこの時代に、安易な放虫行為がどのような結果を招くのか、といった内容の話もすることができました。カブトムシ・クワガタムシを通して、里山環境の大切さを伝えられたことが一番よかったと思います。
実施して苦労した点
天候の関係で仕方がなかったが、ずっとパワーポイントによる解説はさすがに長すぎると感じました。また、参加人数が多かったがために館内で展示しているカブトムシ・クワガタムシを見て回るなど、雨天時の小回りが利かなかったのが苦労点である。
特に寄付が活きたと感じた点
多くの人に生き物の魅力を感じていただこうと企画していますが、配布用のクワガタムシの幼虫や人件費などで料金を取らざるを得ず、その料金がもとで参加をあきらめてしまう方もいました。今回、入館料や参加費を助成して頂けたことで、多くの人にご参加いただくことができました。