[静岡]椎ノ木谷保全の会 人と共に生きる里山「椎ノ木谷」の生き物のにぎわいを楽しみ、考え、保全しよう。

  • 【田んぼと湿地と森林、竹林】
  • 【ミカワバイケイソウ】
  • 【ヒクイナ】

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活動内容

浜松市の街中から近い「椎ノ木谷」は、森林や竹林、河川、湿地のある6.8haの里山です。失われやすい湿地環境には、ヒクイナ、ミカワバイケイソウなどの希少種の鳥や植物が生息し、森林ではフクロウやオオタカが繁殖しています。地域のボランティアによって再生された水田には、カエルやトンボなど水辺の生き物たちが豊かな生物相を彩っています。 このような自然環境があることは、地域の人にもあまり知られていません。そのため、季節を通して、これらの里山の生き物や生態系について知り、生物多様性のためにできることを考え、人の暮らしと両立する“持続的な里山環境”の保全活動に参加する機会をつくります。

■一言アピール

椎ノ木谷には、ヒクイナやミカワバイケイソウなどの希少生物をはじめ、たくさんの生き物が暮らしています。ひとときの時間、人と自然が寄り添った時代に戻り、みんなで一緒に汗を流し、生きものの賑わいあふれる里山を、知り+楽しみ+考え+行動してみませんか。

■実施団体名

椎ノ木谷保全の会(http://shiinokiya.blogzine.jp/home/)

特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター(http://www.n-pocket.jp/)

団体概要

椎ノ木谷保全の会

 

2003年に設立。浜松市中区の新川流域にある「椎ノ木谷」は、開発計画をきっかけに2000年に浜松市が行った調査で、希少動植物が多数見つかりました。2002年に「緑地保全市民検討委員会」を設置して保全のあり方を検討し、市民と行政が協働して「緑地保全基本計画」を策定。2005年には静岡県で初の「特別緑地保全地区」に指定されました。
保全の会では、昭和30年代頃の里山景観の復元を通して、自然と人間の共生のあり方を模索しています。市民の憩いの場や自然学習の場として活用することを目指し、貴重な生物が生息できるための環境整備や、放棄水田の復元・耕作を、地域のボランティアが中心となって取り組んでいます。

■協働団体名

特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター

 

1997年に設立した中間支援NPO。「こうなったらいいな」という思いや課題解決の様々な方法が集まり、地域や分野を越えた市民の活動を支えます。また、企業や行政とのパートナーシップをつくり、多様な人々と共に支えあい、誰もが積極的に生きられる市民社会を目指します。障害のある人や外国人など「誰をも排除しない社会づくり=ソーシャル・インクルージョン」を具現化するため、中間支援(市民活動支援)の活動だけでなく、多様な人々の社会参加を支援する現場での活動も行っています。

■活動時期

4~3月

■問い合わせ先

●プログラムの内容
椎ノ木谷保全の会
浜松市中区城北3-5-1 静岡大学工学部
Tel. 053-478-1146
担当者:戸田三津夫

●プロジェクトの趣旨・プログラム参加申し込み
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター
浜松市中区佐鳴台3-52-23
Tel. 053-445-3717
担当者:小林芽里
Email: info@n-pocket.jp

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