[静岡]椎ノ木谷保全の会 人と共に生きる里山「椎ノ木谷」の生き物のにぎわいを楽しみ、考え、保全しよう。

新川の生き物たち

■実施日:2012年8月11日(土)10:00~12:00

 

■プログラム内容:

当日明け方まで大雨でしたが、新川はほとんど増水せず、少し濁った程度。

ほどよく濁った方が、網が見えにくいので「魚獲り日和」なのだとか。

外は猛暑でも、川の中は水も空気もひんやり冷たく、天然のクーラー状態でした。

 

写真

 

タモ網やサデ網で、石ころを足でゴロゴロ、水際の草をガサガサやって採集。

あちこちで「獲れたよ~!」「こっちにもいたー!」の声があがりました。

 

写真

 

たくさんのモクズガニ、川エビ(スジエビ、テナガエビほか)、ハゼやヨシノボリ、ヤゴなどが獲れました。

捕まえた生き物は、水槽に入れて観察。

 

写真

 

魚18種、エビ7種、カニ2種、トンボのヤゴ5種を記録しました。

小さな川のほんの50mぐらいの範囲で、こんなにたくさんの生き物がいるとはびっくり!!
ウナギも小さいのが4匹。「もっと大きくなってね」と川に還しました。

 

■確認した生物

魚類:
ハゼ科→カワアナゴ、ボウズハゼ、オオヨシノボリ、シマヨシノボリ、ウキゴリ、ヌマチチブ、ミミズハゼ、ゴクラクハゼ
カジカ科→アユカケ、ウツセミカジカ
ウナギ科→ウナギ
コイ科→ドジョウ、オイカワ、カワムツ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、ギンブナ、ウグイ

甲殻類:
エビ類→テナガエビ、ヒラテテナガエビ、スジエビ、ヤマトヌマエビ、ミゾレヌマエビ、アメリカザリガニ、ミナミテナガエビ
カニ類→モクズガニ、サワガニ

水生昆虫:ヤゴ類
ハグロトンボ、コヤマトンボ、コシボソヤンマ、ヤマサナエ、コオニヤンマ

 

写真

 

■参加者:一般13名+講師・スタッフ8名、計21名 でした。

■性別:男性 14名、女性 7名

■年代:10歳未満 5名、10代 1名、20代 1名、30代 5名、40代 3名、50代 2名、60代 3名、70代以上 1名

■居住地:中区富塚町 4名、西区 4名、その他の中区 3名、不明 4名(会場は中区富塚町)

 

■アンケート回答:大人 6名、子ども 1名  満足度 93.3%

■椎ノ木谷に来るのは:初めて 4名、来たことがある 2名

 

 

■参加者の感想:

・住宅地のすぐ近くに、こんなにすばらしい自然があることに感動しました。(40代男性)
・たくさんの種類の生き物を見て、自然の豊かさを感じました。うなぎまでいるとは、思わず感動。(30代女性)
・上流まで汽水の魚がいたので驚いた。川の下流でも魚を獲ってみたい。(30代男性)
・子どもの頃を思い出しました。多種類の生物がいる環境は素晴らしい。里山として人が手をかけ、世話をすることで、生物も守られていることを改めて思い知らされました。(60代女性)
・身近な生物の名前や生態を詳しく知ることができた。こんなにたくさんの種類の生物が新川にいることが分かり、驚いた。(男性)
・自分で魚をとったのははじめてだったので、すごく楽しかった!!(10代女性)

 

■プログラムを実施して苦労した点:

・お盆休みだったせいか、参加者がなかなか集まらなかった。

・前夜が大雨で、中止と思い込んでいた人が多かった。

・講師のPCが壊れたため、講師と事前のやりとりが綿密にできなかった。

・ポンプ2つと水槽1つが破損。子どもが扱うには頑丈さが足りなかった。

 

■実施してよかった点:

・この時期の水生生物の調査を兼ねてやったが、思った以上に種多様性が高かった。

・都市に近い、小さな川の生物多様性がアピールできた。

 

■寄付が生きたと感じる点:

・水生生物の調査用具一式が購入でき、今後の調査・観察に活用ができること。

・様々な生き物図鑑を購入できたこと。

#