おとなの山学校春ツアー
2025年05月18日(日)実施
レポート
当日のスケジュール
9:00 上畑公民館 集合・受付
9:30 散策開始
11:30 散策終了 上畑公民館内で昼食
13:00 解散
実施内容
猟師さんの案内で、罠をしかけている場所まで向かい、罠の仕組みや、猟犬の話、獣害の現状などを説明していただきました。
その後、綾町の上畑地区を歩きながら、今はほとんど見られない昔ながらの田んぼの用水路や、戦国時代の山城の跡、田の神様や水神様、湧水などを観てまわりました。昔から伝え聞いている河童や天狗の話なども教えてもらいました。
このイベントで得られたこと
里歩きの後は、獣害と災害との関わりや、綾の森林の保護・復元に関して話を聞き、森の荒廃が、災害にもつながることを学びました。
ジビエの消費などを通して、獣害駆除の一助にもなれることを知れたと感想を述べておられる参加者さんもいらっしゃいました。
参加者の声
- 里山の問題はそこだけの問題ではない(災害につながる)ことなど、詳しく知らなかったことを知れたり、直接守る活動に参加できなくても消費で参加出来ることも気付けて良かったです。
- 猟師さんのお話しや、鹿の食害とか、問題がたくさんあるのが分かりました。緑豊かな散策、自然あふれる食事、すてきでした。
- 狩猟の重要性を理解。照葉樹林を守るために鹿を減らすことが重要。やまのぼりで鹿が増えていることは理解しており、改めて知ることができた。
- 猟師さんのガイドが印象的で記憶に残りました。獣害について学んだ事が良かった。
イベント実施結果
- 参加者数
- 13
- アンケート回答数
- 12
- 参加者満足度
- 92%
- 実施してよかった点
どうにか、雨が降らず散策できた。屋外イベントは天候次第であり、雨の代替えコースの準備が役に立った。
- 実施して苦労した点
前日まで雨が降り、里山コースは危険が伴うと判断して、ワナ場まで車で往復し、里(平坦・安全)コースに変更した。
参加者には事前の連絡等、安全に配慮した。
- 特に寄付が活きたと感じた点
学生料金を設定し、学生さんの参加しやすい環境を作れた。
メディア掲載
宮崎日日新聞5月24日号「里山の暮らし体感 綾町で「おとなの山学校」
みやざきSDG‘sのマーク付
- 主催・共催
主催:綾町地域づくりワーキング
共催:一般社団法人 てるはの森の会
- 協力・後援等
後援:綾ユネスコエコパークセンター
協力:認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社