自然共生サイト登録地周辺でベッコウトンボが観られる観察会
レポート
大型連休のあいまの祝日での開催となったベッコウトンボ観察会
晴天に恵まれ、今年は頭数が多く観察されているベッコウトンボを
参加者と間近に見ることができてとても楽しめた。
観察会ルート途中にある環境省自然共生サイトに登録できた
”尾無の湿地”において登録セレモニーも開催できた。
この地がベッコウトンボの繁殖などの活動にとても重要な位置であり
重要性も参加者に理解していただくことができて意義あるイベントになった。
当日のスケジュール
9:00 参加者集合≪野依集会場にて≫
随時観察会場の野依新池に移動
9:15 観察会主催者挨拶、講師紹介、諸注意説明
9:20 観察会開始 ~野依新池、植野池周辺
講師によるガイド
10:00 自然共生サイト登録地”尾無の湿地”説明
★登録セレモニー~主催者説明、損保ジャパン挨拶
元地権者感謝状贈呈、湿地の効果説明
記念写真撮影
10:20 観察再開
10:50 観察開始地点へ戻る ~質疑応答
11:00 アンケート記入、閉会の挨拶
集会場へ移動、解散
実施内容
観察会の様子
環境省自然共生サイト登録地”尾無の湿地”で登録記念セレモニー
看板の設置
尾無の湿地で記念撮影
ベッコウトンボ オスが2匹
このイベントで得られたこと
イベントアンケートに際して以下の点を参加者に聞いてみたところ
☆中津干潟や周辺の水辺環境を「天然記念物」や「
公的枠組みでの保全に向かうべきかと思いますか?
そう思う 100%
わからない 0
そう思わない 0
☆
はい 100%
いいえ 0
☆中津干潟や野依新池周辺(尾無の湿地)
保全について
よく理解できる 60%
理解できる 40%
わからない 0
とそれぞれ高い評価をいただいた。
参加者の声
- 例年よりもベッコウトンボの数が多いことに驚きました。これからも増えてほしいと思います。今後もボランティア活動に参加します(学生、10代)
- 今年で9年目の参加になりますが、ベッコウトンボがこんなにたくさん見れたのは初めてではないでしょうか?これまでの保全活動のおかげでしょうか。素晴らしいです(パート・アルバイト、50代)
- 身近に貴重な生き物がいる事を知れて興味が持てた(会社員、40代)
- おたまじゃくしをみつけた。アゲハチョウをみつけた。ベッコウトンボがいっぱい、いたのがびっくりした(小学4年生)
- ベッコウトンボが、ぜつめつきぐしゅだったことがびっくりした(小学2年生)
イベント実施結果
- 参加者数
- 総勢44名
一般参加者29名
損保ジャパン1名
日本NPOセンター1名
講師・スタッフ13名 - アンケート回答数
- 回答22
中学生以上 15名
小学生以下 7名 - 参加者満足度
- 87%
- 実施してよかった点
・身近に絶滅危惧種生物がいることに驚かれた様子だったが、保全の意義を伝えられた
・タイミングよく自然共生サイトに登録が完了し、登録セレモニーを参加者と実施できたこと
- 実施して苦労した点
集合場所から観察場所まで距離があるため、仮設トイレを準備した
- 特に寄付が活きたと感じた点
・登録セレモニーの実施経費、看板設置費用などに活用
- 主催・共催
主催:特定非営利活動法人水辺に遊ぶ会
共催:特定非営利活動法人おおいたNPOデザインセンター- 協力・後援等
協力:中津市野依地区
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社