[大阪]大阪のご近所は、自然の宝箱!  ~箕面の山の昆虫+淀川河口の干潟の生物+大和川の魚たち

SAVE JAPANプロジェクト活動報告 6月~11月2011.07.19

★6月5日・・・大和川釣り人クラブ
★7月16日9月17日・・・西淀自然文化協会
6月11日7月30日8月27日9月18日10月16日11月23日・・・箕面の山パトロール隊



★★★★★★★★★★★★大和川釣り人クラブ★★★★★★★★★★★★


■イベント名

大和川かんさつ・あそぼう会 川の教室


■実施日

6月5日(日)

oosaka-yamato2.png

【水質検査も体験!】 【ボートで川遊び!】


■当日の大まかなスケジュール

10時〜12時で、以下のプログラムを参加者が順次回っていく。
1. 魚取り・「投網」体験 
2. ボート漕ぎなど舟遊び
3. 人形劇「帰ってきたアユ」物語
4. 水質検査


■イベントを実施されて

・参加人数/140人
・参加された方の満足度/88%


■イベントを実施して団体にとって良かった点

ほか団体との連携が進み、また、団体の実績のアピールにもなった。
その結果、行政、社協との連携へと展開し、団体も法人格取得の検討に入った。


■特に寄付が活きたと感じた点

充実した準備ができた点。

oosaka-yamato1.png

oosaka-yamato3.png

【上左:アユの物語〜人形劇〜 上右:うなぎの稚魚です 下:大きな魚を捕獲!】


■アンケートより〜印象に残った言葉〜

・子どもたちの笑顔、大人の参加者の元気と熱意
・水辺で子どもが遊べる環境は貴重だ
・大和川にたくさん魚がいた!
・参加者の笑顔、大和川の自然
・大和川をきれいにしようと思った。
・子どもたちが大きな鯉をとったが、死にかけているのを見て、逃がしてやるか議論していたこと。




★★★★★★★★★★★★★★西淀自然文化協会★★★★★★★★★★★★★★


■イベント名

矢倉ウオッチング 〜淀川河口へ干潟の生き物たちに会いに行こう〜


■実施日

2011年7月16日(土)


■当日の大まかなスケジュール

・9時〜参加者各集合場所からバスに乗車→9時30分矢倉到着
・9時30分〜10時までオリエンテーション
・10時〜10時45分バッタ調べ
・10時45分〜11時30分干潟の観察・清掃活動
・11時30分〜12時振り返り・お土産作り
その後、各自昼食をとり、13時矢倉出発、解散

nishiyodo1.png

【バッタ調べ活動】 【みんなの「きれいにしたい」のこころが形に】


■イベントを実施されて

参加人数51名(大人19人子ども32人)/定員50名


■イベントを実施して苦労した点

参加者への安全対策(目の届く範囲で安全に活動しているか、熱中症対策など)


■イベントを実施して団体にとって良かった点

・子どもたちにさまざまな生物を触れ合う機会をもってもらう事ができたこと


■特に寄付が活きたと感じた点

・熱中症対策で飲み物などが必要でしたが、寄付があったおかげで飲み物が買えた点
・行き帰りのバス代を支援してもらえたこと
・参加者へのお土産(ジャックと豆の木の豆で作ったキーホルダー)が無料で配れたこと


■参加者の感想

・バッタやキリギリスなどのたくさんの昆虫を子どもと一緒に捕まえて楽しかったです。
・ハクセンシオマネキ(脚注:カニの一種)をみれたり、つかまえたりしてたのしかった。ハクセンシオマネキがふえ、すごいなーとおもった。
・矢倉はいつも自然がいっぱい。いつ来ても楽しいなぁー。いつまでも自然豊かな場所を守っていかないとですね。
・子どもたちが元気よく笑顔で活動できてよかった。こういう場所をもっとみんなに知ってほしい。また、大人の参加者も熱意にあふれいると感じた。


nishiyodo2.png

【矢倉干潟。阪神淡路のとき、地盤変化で現れました】 【これがハクセンシオマネキです。小さな穴に隠れてました】


nishiyodo3.png

【大和川の干潟の清掃活動】




■イベント名

花川干潟ウオッチング 〜淀川河口へ干潟の生き物たちに会いに行こう〜


■実施日

2011年9月17日(土)


■当日の大まかなスケジュール

9時30分にJR塚本駅集合。移動。
10時までオリエンテーション。10時〜10時45分バッタ調べ
10時45分〜11時30分干潟の観察・清掃活動 11時30分〜12時振り返り・お土産作り
12時、解散

nisiyodo9-17-2.png

【左:バッタやコオロギを大量に捕獲】

【右上:植物天然素材でシャボン玉作り】【右下:干潟(汽水域)の植物観察】

nisiyodo9-17-3.png

【淀川下流の干潟です。バックは梅田のビル群】


■イベントを実施されて

・参加人数/定員:参加人数50名(大人18人子ども32人)/定員100名

予想外のコオロギ類の多さに驚きながらも、台風にもかかわらず参加して満足されたよう。
終了後も雨が降り出す直前の3時頃まで、延長して遊んでいた。
・全員に簡単なアンケートをお願い。


■イベントを実施して苦労した点

・当日は、近畿地方台風14号直撃と言う事で大雨洪水暴風高潮警報が発令されており実施判断に迷いました。一般募集のために現地判断。上陸も昼過ぎになるとのこと。中心もそれており、天気も普通と何ら変わりない中、問い合わせ等相次ぎ、少し時間をずらせて実施しました。


■イベントを実施して団体にとって良かった点

・淀川河口の生き物のみでなく、課題の漂着ゴミ「特定外来種/ナガエツルノゲイトウ」を共に考える場にでき、周知活動ができたことです。
・花川干潟への周知活動、および河川敷の昆虫調べは、子ども達の自然体験の場であったり、情報を共有でき、継続し干潟保全活動リーダー養成の場に繋げる期待が持てました。


■特に寄付が活きたと感じた点

・参加者への干潟情報を提供でき、お互いに活動がスキルアップできました。
・干潟環境学習の場として、「矢倉干潟」「花川干潟」での自然体験の場の提供ができ、両日に参加の方もいらっしゃいました。
それぞれ環境も異なり、生物多様生を体験を通して学びあうことができました。


■参加者の感想

・泡の出る種にはびっくりしました。生活に役立つものがいっぱいあることをあらためて教えてもらいました。
・ばったさがしたのしかった。おおきいばった、ちいさいばったはいった。こおろぎがちょっとこわかった。


nisiyodo9-17.png




★★★★★★★★★★★★箕面の山パトロール隊★★★★★★★★★★★★


■イベント名

お話しと昆虫館見学、ホタル観察


■実施日

6月11日(土)
第1部 15:00-18:00
第2部 19:00-20:00


■当日の大まかなスケジュール

第1部 14:30分集合して箕面公園 昆虫館へ
15時〜16時 昆虫館見学
16時〜17時30分 久留飛館長のお話し
第2部 19:00-20:00 ホタル観察会

mino-1.png

【箕面駅前での集合写真】

mino-2.png

【昆虫館での見学1】 【昆虫館での見学2】

mino-3.png

【昆虫館の館長からお話を聞く】 【ホタルの観賞中・・・】


■イベントを実施されて

人数子ども 3名+大人 13名+関係者 3名 =19名
*子ども4名+大人3名のキャンセルあり、子どもが絡む際は大目に受け付けておく必要がある


■イベントを実施して苦労した点

こうした地道な企画はPRに少し時間が掛かり、且 多勢の参加では難しいケースが多く、トータル120名〜150名を目標としており、我々がしたい事ではあるが、相当労力が掛かる。


■イベントを実施して団体にとって良かった点

第1回は「昆虫館」、第2回は「クワガタ探検隊」、第3回は「ネイチャールーム倶楽部」第4回は「子どもハイキング倶楽部」と各団体とコラボレーションして実施する企画で、始めての試みである。箕面の山の保全活動の為に必要な各団体との連携強化に繋がるものと確信している。


■特に寄付が活きたなと感じた点

今回は6回シリーズを企画して、身近な生き物たちを通じて生物多様性の大切さを実感してもらおうとの狙いで企画する。大人中心に(第1回、6回)2回 +子ども中心に(第2回〜5回)4回と計6回シリーズとし、大人(保護者を含む)も子供も実感させようとする。こういった企画が出来たのは、この寄付無しには考えられない。


■参加者アンケートからの参加者の感想や当日の声など

親子の参加者全員が次回の参加の申し込みをする等、それなりに好評であったが
実感として、子どもには館長の話しは少し難し過ぎたか・・




■イベント名

樹液レストランの観察、クワガタ、カブトムシ


■実施日

7月30日(土) 17:30-20:00


■当日の大まかなスケジュール

*駅前にて集合写真と説明をして出発。
*クヌギ、コナラの樹液の多い木々(虫のレストラン)を探して聖天緑地内を散策と採集。おまけとして・・セミの羽化を全員で観察。カブトムシ(自然を守ろうシリーズ)の紙芝居をして終了。定刻通り20時に駅前にて解散。


mino2-1.png

【箕面駅前での集合写真】

mino2-2.png

【樹液の出る木を探しながら】 【カブトムシ発見!盛り上がりましたね!】

mino2-3.png

【カブトムシの喧嘩もみれました!】 【ハイタッチで締めくくり!お疲れ様でした!】


■当初、参加募集でお伝えしていた内容と大きく変わった点があれば、その内容

*昆虫採集をさせたり、羽化を観察させたり、紙芝居をしたりして「自然とのふれあい」「実感」「感動」を親子で味あわせる事を主体にする


■イベントを実施されて

参加人数:こども28名+保護者26名+サポーター13名=67名


■イベントを実施して苦労した点

参加した子ども全員に何かしらの昆虫をゲットしてもらうのに一苦労する


■イベントを実施して団体にとって良かった点

今回はクワガタ探検隊の協力を得て実施し、連携が深まる(毎回違うグループの協力を得て実施をしており、他の団体との連携強化に繋がると共に今後もコラボレーションの可能性も高くなった)


■特に寄付が活きたと感じた点

上記の協力団体にも活動資金として、寄付の一部をお裾わけする。単に一緒に活動する事にプラスして、上記により一層の連携強化が進む。この様な事はこの寄付金が無ければ絶対不可能であり、これからはコーディネイト機能も大切な事をきずかせてもらう。同時に我々だけでは与えられなかった<一層の感動>を連携する事により与えられた事は最大の効果である。


■参加者アンケートからの参加者の感想や、当日の声など

*子ども達は全員が(クワガタかカブトムシかカナブン等)採集出来で、大喜び。大人も大興奮。
*異口同音に「良かった」と感激。




■イベント名

オオサンショウウオの棲む箕面川で「水棲昆虫」を探す


■実施日

8月27日(土) 9:30-12:00


■当日の大まかなスケジュール

9:30に阪急箕面駅に集合、徒歩で移動、昆虫館に到着。
アミや採取箱をもって、採取する場所に移動。12時に終了。

mino3-1.png

【オオサンショウウオ発見!盛り上がる!】 【川に入って水生昆虫を探す・・・】

mino3-2.png

【採取した昆虫を同定する】 【この時期珍しいゲンジボタルの幼虫も・・・】 【水生昆虫から環境についても考える】


■イベントを実施されて

参加人数:子ども8名+保護者10名+関係者4名=22名
*朝から雨模様の天気にて申し込み者より多数のキャンセルが出たが結果として、じっくり水生昆虫以外の観察も出来、良好な観察会となる中何回か雨に降られたが、それほどの雨量で無く、無事終了する。


■イベントを実施して苦労した点

特に川の中に入るので、募集人数も(募集直後にある人数があり、箕面市広報誌など広報活動を中止する)面倒を見れる範囲内に調整する。安全対策には充分配慮して、関係者も別に5名待機させる


■イベントを実施して団体にとって良かった点

今回は「ネイチャールーム倶楽部」の協力を得て実施する


■特に寄付が活きたと感じた点

今回も同様にお裾わけが出来、より連携が深まる。基本的に身近な動植物を通じて、生物多様性の重要性(大切さ)を親子で認識を深めて貰う事が少しでも出来た事が最大の効果である


■参加者アンケートからの参加者の感想や、当日の声など

・途中、オオサンショウウオを発見して、みんなで驚く。
・ミンミンゼミに、ツクツクホウシ、蝉の声も都会とは違って、とても多様。
・水棲昆虫の採取のなかに、ゲンジボタルを発見、この季節に珍しい!
・オオサンショウウオには感激された方も多く、2通の礼状をいただく。




■イベント名

鎮守の森の生き物たち


■実施日

9月18日(日) 10:00-12:00


■当日の大まかなスケジュール

9:50に「みのお市民活動センター前」集合。徒歩20分にて大宮寺の森(鎮守の森)に到着。森の観察後にセミの抜け殻調査をして、その抜け殻にてゴールド抜け殻を製作し、12時に解散終了。

mino4-1.png

【ルーペでセミの抜け殻調べ】 【大きな岩まで生き物を探しながら行きました】

mino4-2.png

【枝を使って抜け殻にうまくスプレーを吹きかけます】 【出来上がった黄金の抜け殻】


■当初、参加募集でお伝えしていた内容と大きく変わった点があれば、その内容

鎮守の森の生き物観察に「大きなシャボン玉」作りを親子にさせて参加者全員が夢中に・・・基本的な動作を教えると、子ども達は自ら工夫する、遊びの天才を実感。

mino4-3.png

【巨大シャボン玉つくりにみんな夢中!】


■イベントを実施されて

・参加人数:子ども12名+保護者11名+関係者5名=28名
*朝から暑い一日で、鎮守の森に着くと汗ぐっしょり。
熱中症に気を付けて、水分をこまめにとる。セミの抜け殻調査により、温暖化の問題を子どもたちにも伝達出来、予定通り無事終了する。


■イベントを実施して苦労した点

これほど蒸し暑い日とは想像してなく、水分補給タイムを小まめにとる。子どもは元気。保護者はぐったり。


■イベントを実施して団体にとって良かった点

今回は「子どもハイキング倶楽部」の協力を得て実施できた


■特に寄付が活きたと感じた点

今回も同様にお裾わけが出来、より連携が深まる。基本的に身近な動植物を通じて、生物多様性の重要性(大切さ)を親子で認識を深めて貰う事が少しでも出来た事が最大の効果であると感じた




■イベント名

鎮守の森の生き物たち


■実施日

10月16日(日) 9:30-12:00


■当日の大まかなスケジュール

9:30に「箕面駅前」集合。徒歩20分にて瀧安寺に到着。瀧安寺ひろばにて宮原支店長さまの趣旨説明とご挨拶の後にカマキリを採集する(50匹位を採集)。採集したカマキリからハリガネムシを観察する。講義・紙芝居後に12時解散終了。

mino10-1.png

【続々参加者が集まりました】 【採集したカマキリからハリガネムシを観察】

mino10-2.png

【カマキリの生態を紙芝居で説明】


■イベントを実施されて

・参加人数 子ども18名+保護者17名+損保ジャパン社員 6名+関係者8名=49名
*朝から暑い一日で、山道と瀧道の二班に分かれて瀧安寺(採集場所)へ。
50分の採集で、子ども達は目の色を変えてゲット、50匹以上を採集する。
ハリガネムシも全ての子どもが体験でき、予定通り無事終了する。

■イベントを実施して団体にとって良かった点

損保ジャパンの社員の皆様も一部子供連れにて参加頂き、一般の方(昆虫少年以外)にも、カマキリ・ハリガネムシを通じて生物多様性と森林の多様性の大切さを実感戴けたものと思う。


■特に、寄付が活きたと感じた点

今回も身近な動植物を通じて、生物多様性の重要性(大切さ)を親子で認識を深めて貰う事が少しでも出来た事が最大の効果である


■参加者からのアンケート

・こんなに身近なところで、これほどカマキリがいるとは驚き。
・ハリガネムシがお尻から出てくるのは神秘的。
・ハイガネムシの観察は初体験。植物連鎖、昆虫の神秘など図解で良く解る。
・子ども達がこんなに夢中に自然の中で過ごせたのは良かった。
・講義(車座)・紙芝居・体験とセットされて良く理解出来た。
・多様な森が如何に生物の多様性とリンクするか良く解った。




■イベント名

小動物の足跡を探しながら紅葉を楽しむ


■実施日

11月23日(日) 9:30-14:00


■当日の大まかなスケジュール

9:30に「箕面駅前」集合。徒歩30分にて広場で「ストレッチ」「参加者自己紹介」合わせて「日本NPOセンターの平川さんより趣旨説明」をした後ハイキングに出発。イノシシ、鹿、リスの足跡やフン、ヌタ場を見つけながら、紅葉狩りを楽しむ。

mino-11-23-1.png

【今日のイベントの案内 山を数倍楽しめる方法伝授】 【いのししが通った道、うっかり足を踏み入れると】

mino-11-23-2.png

【落ちている葉っぱや実で楽しく遊べてしまう新発見!】 【すこし周りを見渡してみると新たな新発見!】


■当初、参加募集でお伝えしていた内容と大きく変わった点があれば、その内容

前日の天気予報での雨の予報にて「コース変更と午前中で終了の連絡をする」が当日は朝は晴れて実施する・・32名の申し込みにて14名と半減します。


■イベントを実施されて

・参加人数:子ども6名+保護者と大人の参加者8名+日本NPOセンター1名+関係者4名=19名
*朝は晴れで予定通り実施。途中で雨に降られたが、大雨では無く無事終了する。カエデの種飛ばし、ウラジロシダの飛行機飛ばしなど楽しむ。


■イベントを実施して苦労した点

特にないが、この時期は子どもの体調不良(風邪など)で参加家族の中でも家族4人申し込みが子どもが風邪で2人参加者が3組も出る。資料の準備など人数の把握が難しいです。


■イベントを実施して団体にとって良かった点

日本NPOセンターからの参加も有り、今後とも連携したいです。


■特に寄付が活きたと感じた点

今回も身近な動植物を通じて、生物多様性の重要性(大切さ)を親子で認識を深めて貰う事が少しでも出来た事が最大の効果でした。同時に全シリーズを通じて子ども達に自然とのふれあいをさせる事が出来ました。


■参加者の感想

・箕面の山では猿のみの印象が強いが、鹿、猪、リス、テンなどの小動物がいるのは驚き
・自然の中で子どもたちが生き生きしているのが印象的
・玩具以外でも自然遊びが・・こんなに出来るとは
・子どもの面倒を見てくれるので、久しぶりに開放された思いで感謝。
・家族揃って楽しめました。

mino-11-23-3.png

                            【参加した皆さんと記念撮影】

#

1  2