[新潟]大切な地域在来の生きものを守るために・・・ブラックバス追放作戦
★SAVE JAPANプロジェクト活動報告★10月~11月2011.12.08
★10月29日・・・十日町市下条 行寺堤の外来魚撲滅大作戦
★11月12・13日・・・外来魚問題シンポジウムin上越
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■イベント名:十日町市下条 行寺堤の外来魚撲滅大作戦
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■実施日:平成23年10月29日・30日
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■当日の大まかなスケジュール
10月29日(土)天候 晴れ 10月30日(日) 天候 雨のち曇り
9:00 開会式 9:00 開会式
9:30 ポンプによる水抜き作業 9:30 魚取り上げ作業
魚の仕分け、計測 魚の仕分け、計測
12:30 昼食休憩 12:00 昼食休憩
13:10 魚取り上げ作業 13:10 魚取り上げ作業
計測、試食 計測、試食
16:00 終了 14:30 終了・撤収
18:30 交流会(希望者) 15:00 解散
【地元中学生中心に外来魚捕獲作業】 【オオクチバス調査 生態の講義】
【計測したオオクチバスをフライして試食】 【オオクチバス捕獲】
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■当初、参加募集でお伝えした内容と大きく変わった点があれば、その内容
問題提起を行った地元中学生20名の協力のもと変更することなく無事活動を終えました。
交流会は13名が参加。主催者および地元関係者の親睦を深める内容になったと思います。
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■イベントを実施されて
・参加人数/定員 延べ2日間 総勢 80名
【主催者からのコメント】
問題提起をした地元中学生20名を含め、地元の水利組合関係者など参加されました。
子どもから大人(高齢者)まで幅広い層の方が参加していただき、楽しみながら活動することが出来ました。
・参加された方の満足度
アンケート 28名回収 回収率 35%
大満足100%・・・17名 満足75%・・・9名 普通50%・・・2名
満足度(平均):88.4%
初ボランティア参加者 13名
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■イベントを実施して苦労した点
・地元町内会及び十日町市、水利組合などの調整に苦労しました。
・アンケートの配布を初日に行うが、提出回収が難しかったです。
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■イベントを実施して団体にとって良かった点
・地元の方が多く参加され、外来魚の怖さや在来生物の少なさを改めて実感して
もらえ、危機意識と今後の活動への理解を得られたことです。
・環境保全活動をする他の団体や十日町市の関連団体との交流を深められたことです。
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■特に、寄付が活きたなーとと感じた点
・活動する上で機材を含め、調整・視察等での費用が掛かりました。
・人や物を集めるのに寄付やイベント企画力がないとすすめられない。
【平成23年10月29日 十日町下条区 行事寺堤】
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■参加者の感想
<満足の理由>
・実際にブラックバスを捕獲、駆除の実態を知ることができた(20代男性)
・地域の自然生態系に改めて気づかされたこと(50代男性)
・幅広い年代層が参加し、一緒に活動を楽しくできたこと(60代男性)
・滅多に体験できない外来魚駆除ができたこと(10代中学生) など
<不満足の理由>
・池の水がなかなか抜けなかったこと (60代男性)
・池の深場に入り、思うように活躍できなかった (70代男性)
・特になし楽しかった(10代中学生)
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■イベント名:外来魚問題シンポジウムin上越
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■実施日:平成23年11月12日・13日
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■当日の大まかなスケジュール
11月12日(土)天候 晴れのち曇り 11月13日(日)天候 雨
10:00 開会式 9:00 開会式
10:30 グループ調査作業 9:30 基調講演
ブルーギル(外来魚)捕獲、計測
ニマイ貝の採取、水辺の生物の調査
12:30 昼食休憩 12:30 昼食休憩
15:00 グループ討議
16:00 各グループ発表
16:00 終了 16:00 終了・撤収
18:30 交流会(希望者) 17:00 解散
【初日 くびきの森公園の池 調査開始】 【初日、グループに分かれ在来生物の観察】
【2日目 昨日の観察を踏まえ、シンポジウム開催】 【上越地域の危機的現状を再認識する】
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■当初と大きく変わった点があれば、その内容
天候にも恵まれ、殆ど変更することなく無事活動を終えました。
交流会への一般参加者が少なく、親睦を深める内容に至りませんでした。
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■イベントを実施されて
・参加人数/定員:延べ2日間(初日35名 2日目 43名) 計78名
・参加された方の満足度(割合):アンケート22名回収 回収率 28.2%
満足度 88.0%
*大人(高齢者)及び関係者の参加が多く、シンポジウムは成功であったと思われるが、もう少し子どもたちの参加が出来るイベントであればよかったと思います。参加した方は楽しみながら活動することが出来ました。
池の水を抜くことが出来ず、佐渡や十日町のように成果を上げることが難しかった
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■イベントを実施して苦労した点
・地元町内会及び地元小学校への呼び掛けが遅れてしまったことです
・活動場所が二転三転してしまい、協力体制がなかなか整わなかったことです
・アンケートの配布回収に手間取ったことです
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■イベントを実施して団体にとって良かった点
・特定外来魚問題を直接携わっている関係者が多く参加され、外来魚の怖さや地域
在来生物の生態系が崩れていることが実感してもらえ、危機意識と今後の活動への理解を得られたことです
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■特に、寄付が活きたなーとと感じた点
・活動する上で機材を含め、調整・視察等での費用が掛かります。
・講演を頼むにしても資金は必要であった。これだけの人や物を集めるのに寄付やイベント企画力がないとすすめられない為です。
【上越シンポジウム(初日)集合写真】 【上越シンポジウム(2日目)】
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■参加者アンケートからの感想
<一番印象に残っていること>
・基調講演の中井克樹先生の話(専門学生20代男性)
・生きものの賑わいに関心のない人に共感を得られる説明は難しいことを実感(関係者70代男性)
・様々なひとと交流を持てたこと(地元60代男性)
・外来種に対する考え方や自分たちの立場について考えさせられたこと(会社員20代女性)
・自然環境への脅威を感じた。上越市も例外ではなく、保全の必要性を早急に講じなければならない。(関係者50代女性)
<今後取り組んでほしいこと>
・今後も引き続き、親子で参加できる環境保全活動を企画してほしい(地元関係者50代男性)
・専門的分野になり過ぎないように一般市民に理解できる楽しい参加型のイベントを企画して欲しい。
(会社員40代男性)
<満足の理由>
・上越地域の希少種保護の必要性を知ることが出来た(50代女性)
・シンポジウムの内容が判りやすく、具体的な取り組みを提示していたこと(30代男性)
・環境保全など日頃は深く考えることがないのですごく興味深く聞けたこと(40代女性)
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