SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

レポート

≪フィールドプログラム≫秋の中津干潟生きもの観察会

2022年10月08日(土)実施
  • その他植物
  • 藻類

レポート

心地よい秋晴れの中、少し気温も高く、絶好の干潟生きもの観察会となりました。

申込みも順調で、100名を超える参加者となりました。
春開催の干潟生きもの観察会に引き続き参加してくれた家族も多く来てくれていました。
春とまた違った生き物を観察ができ、移り行く季節なども体感できたのではないかと思います。

子どもたちの数名が干潟で3~4齢ほどのカブトガニを見つけて大興奮齢!
そのほかいろんなカニやハゼをおいかけてはつかまえ、そこらじゅうにいる多くの貝をみては驚きの連続でした。

生きものの説明会では、熱心にきいては特性などを理解しようとしていました。

中津干潟を公的枠組みでの保全に向かうべきかというアンケート問いでは、62.5%の支持を受けました。
さらに機運を高める活動に繋げていきたいと思います。


当日のスケジュール

13:00 中津市大新田海岸に集合、受付開始

13:30 開会、諸注意説明

13:40 干潟背後の松林内にて宝探しゲーム実施

13:55 干潟観察会説明

14:05 観察会場所へ移動

14:15 干潟観察会実施 ~15:15 集合場所へ移動

15:30 生きもの説明会

15:50 記念撮影、アンケート記入

16:00 閉会、解散

実施内容

松林宝さがしゲーム

干潟に入る前に、背後に続く松林内で宝探しゲーム!みんな夢中に色付き松ぼっくりを探しています。

干潟に入る

干潟観察会開始 干潟への入り口

干潟観察会

干潟にいる生きものをさがしています

生きもの説明会の様子

つかまえた生きものたちを並べ、説明会の準備

集合写真 

みなさま、楽しんでいただけましたか?お疲れ様でした。

このイベントで得られたこと

●コロナ禍において屋外でのイベントは参加者の関心が高い
 そして環境への関心度も高くてやりがいにつながった

●中津干潟の公的保全への取組みの理解が62.5%
 もっと詳細な説明や資料配布が必要である

●干潟にいる多様な生きものに触れていただき、貴重性など感じてもらった

参加者の声

  • カブトガニが見られてよかった。子供がとても楽しそうに活動する姿を見られてよかった。(40代、パート・アルバイト)
  • 毎回とても楽しいです。次はウユニ塩湖のような写真が撮れる時間帯に企画してほしい。(40代、主婦・主夫)
  • 毎回参加してます。子どもたちがとても楽しんでいて、自然環境について考えるようになりました。(30代、パート・アルバイト)
  • びっくりしたことはカブトガニで、こんなに小さいカブトガニがいるということです。楽しかったことはスコップでほってどんな生き物がいるかうきうきしました。そしてカブトガニとカニをみつけてうれしかったです。(小学4年生)
  • タイワンガザミ、はぜ、まはぜ、ミドリシャミセンガイ、エビ(小学4年生)

イベント実施結果

参加者数
一般参加者102名
小学生以下 58名
中学生以上 44名
スタッフ12名
アンケート回答数
回答数48 (47%)
小学生以下 24(41%)
中学生以上 24(50%)
参加者満足度
79%
実施してよかった点
●中津干潟の中心的希少種であるカブトガニを一般参加者が見つける事ができた

●保護者と子どもが環境について話し合うなど、一緒に過ごせる時間の提供ができた
実施して苦労した点
●小学生と保護者が中心で中高生の参加呼びかけが難しい

●生きもの説明ガイドの今後の育成
特に寄付が活きたと感じた点
●実施団体の干潟説明冊子の増刷

●仮設トイレの設置
主催・共催
主催:特定非営利活動法人水辺に遊ぶ会

共催:特定非営利活動法人おおいたNPOデザインセンター
協力・後援等
後援:中津市教育委員会

協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン株式会社