浜厚真イキモノブース2025 フィールドプログラム
レポート
会場となった浜厚真海浜公園は、(仮称)苫東厚真風力発電事業(北海道勇払郡厚真町)が進められそうであった場所でしたが、2024年9月に計画取りやめとなった場所です。
国内の希少種野生動物である、チュウヒや多くの渡り鳥、そしてそのほか生物や多くの植物がみられる自然豊かな浜厚真海浜公園にて毎年行われる厚真町のサーフィンイベント「meet up atuma」に周辺で見られる生物・植物の展示と鳥や昆虫、植物の博士が案内する自然体験ミニツアーを開催しました。
当日のスケジュール
10時から15時までブースにて浜厚真海浜公園周辺でみられる植物や魚などの展示、自然体験ミニツアーを実施しました
実施内容
浜厚真には、海岸、草原、湿地、多様な自然環境があり、972種類の生きものがそこを利用しています。
そのうち絶滅の恐れがある生きものは80種類。宮島沼にやってくる渡り鳥の中にも浜厚真を利用、通過するものがいます。
しかし、現在、浜厚真には、巨大な風力発電施設を作る計画があります。
そこで、浜厚真の地域の方やサーファーの方など多くの方々に浜厚真の自然の魅力を知ってもらおうと、多くの方々が集まるサーフィンの大会「浜厚真町長杯」に合わせて浜厚真イキモノブースを出展しています。
今年も浜厚真のサーフイベント「meetup ATSUMA」にしめっちネットは、浜厚真イキモノブース2025を出展しました。
・来場者には特製ステッカーをプレゼント!
・浜厚真イキモノブースでは浜厚真海岸に生息する昆虫や魚などの生き物を展示
見たことのない生き物がたくさんいるかも?専門家の解説も聞いてみよう!
・鳥や昆虫や植物の博士と行く!自然体験ミニツアー
浜厚真の自然を生き物の専門家がご案内!
鳥,昆虫,植物.それぞれのツアーを今年も実施しました。
このイベントで得られたこと
実際に現地にある植物や生物を展示することによって、浜厚真海浜公園の多様な自然環境を再認識することができたし、参加者やブース内をちらりと立ち寄る方へも伝えることができた
参加者の声
- 湿地保全・自然保護に興味があった 企画自体に興味があった
- 湿地保全・自然保護に興味があった
イベント実施結果
- 参加者数
- 26名
- アンケート回答数
- 6
- 参加者満足度
- 90%
- 実施してよかった点
サーフィンをしている方、自然環境等に興味がある方へ伝えることができた
- 実施して苦労した点
流動的なイベントであったため、アンケートの回収が難しかった
- 特に寄付が活きたと感じた点
多様な分野(鳥、昆虫、植物)に精通している方たちにご協力いただき、自然体験のツアーを行うことができたこと。
- 主催・共催
主催:石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク
共催:特定非営利活動法人北海道NPOサポートセンター
- 協力・後援等
協力:特定非営利活動法人日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社