SAVE JAPAN プロジェクト 2024-2025

レポート

川の生きもの探し フィールドプログラム

2025年08月11日(月)実施
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  • 両生類
  • 昆虫・その他
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  • 藻類
  • 里山
  • 高原

レポート

北海道札幌市および小樽市を流れ、石狩湾にそそぐ河川「星置川」にて川の生きもの探しを行った。

このあたりの土地は、星置川扇状地によって構成されていること、雨が多いときの川の増水の様子などが主催団体より共有された。また、活動場所が住宅街にあるため、住宅街あたりの河川堤防についての話もされた。

そのあと、実際に星置川に入り、一人一人網とバケツを持って 川の生きもの探しを開始した。最後には何人かで上流から下流へ生きものを追い込む「追い込み漁」のような形式で、生きものを探すことも行った。

この日は、スナヤツメ、ヤマメ、ウグイ、ドジョウ、カジカ、ウキゴリなどの魚、カニ、エビや、カワゲラ、ミズカマキリなどの川虫たちをみつけることができた。

またそれぞれの生きものの特徴や生態などの説明を受け、参加者の子どもも大人も楽しそうに過ごしていた。

当日のスケジュール

09:30 受付開始

10:00~12:30 プログラム

実施内容

いよいよ本格的に夏到来!!川で一緒に生きものを探して遊びました。

住宅街を流れる川と、多くの生きもの達を育む手稲山の麓の林で、子どももオトナも生き物に触れ、遊び、感じ、癒され、育まれることで、自然の保全活動に関心をもつきっかけにつながることを願っています。

このイベントで得られたこと

星置川は色々な生物がすんでいる川であること。
子どもも大人も自然にふれあい、生きものをみつける喜びを感じることができることはすばらしいと再認識した。

参加者の声

  • まずみんなが楽しそう
  • 近くの川に沢山の生き物がいることが驚きでした。私が子どもの頃は川や海、山で遊ぶのが当たり前でしたが、環境もすっかり変わってしまい、どこでどのように遊べばよいのかわかりません。そして一緒に川や海で遊ぼうという友達もいません。みんなスマホに、イオンです。このようなイベントに参加し、身近な自然の中で子どもと過ごすことができて有難いです。川に住む生き物を知り、自然を守ることの大切さ、自然の中で身を守る方法などたくさんのことを学ぶことができたと思います。
  • 魚を自分で捕まえられたことが楽しかった。 エビとカニもいてびっくりしたけど手で触って水槽に入れてじっくりみることができて嬉しかった。
  • こおにやんまのやごをみつけてうれしかった
  • えびをつかまえて、かわいかった。

イベント実施結果

参加者数
22
アンケート回答数
16
参加者満足度
80%
実施してよかった点

様々な生き物を自分の手で触って観察する機会を得られたこと

実施して苦労した点

大雨等の影響で川の水が多くなっていたが、あらかじめ主催団体が川の上流と下流の活動場所をロープで指定していたおかげで安全に活動をすることができた

特に寄付が活きたと感じた点

当日、主催団体からスタッフを多く配置することができたこと

主催・共催

主催:手稲さと川探検隊

共催:石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク

   特定非営利活動法人北海道NPOサポートセンター

協力・後援等

協力:特定非営利活動法人日本NPOセンター

協賛
損害保険ジャパン株式会社